2015年6月20日土曜日

イペーの移植と着蕾・2015/6/19

    イペーの移植完了。すぐお隣の奥様のご希望でイペーアマレーロを移植しました。私が掘りあげたものを、たまたまお庭で作業中の植木職人さんが植えてくれました。植え方は勿論、支柱のセット方法や、結束方法は流石にプロです。イペーの横のポールは電柱ではなく、ゴルフやサッカー練習用のネットを張るためのものです。イペーの樹高は約3mです。
  2009年に宮崎市の近藤さんが播種された苗を頂き、畑で育てて直径4cmくらいまで成長していましたが、2012年の零下7℃の寒波で根元まで枯れ下がり、切断してひこ栄えの1本を伸ばして3年で再生させたものです。昨冬の零下5.3℃では花蕾が全く傷まず、みごとに開花しました。気候に慣れてかなり耐寒性が向上したようです。
    現在、これらの経験を生かしながらブラジル並びに日本の仲間の協力を得て、30種類以上のイペーを試験植栽して耐寒性や樹形、花の美しさなど、優良品種の国内への展開を目指して選抜改良を試行しています。
   写真はクリックで2段階拡大します。
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   上の木の親木・満開を過ぎている(宮崎市、持ち主の近藤さん・左とブラジルの和田さん:2010年4月) 近藤さんと和田さん
近藤イペーの花-2


   鋸で切断したあとが正面にわずかに見えますが、今年中に巻き込まれて見えなくなるでしょう。ひこ栄えを1本伸ばしてここまで回復しました。植え付け完了の状態です。梅雨の最中なので、この程度根が出るくらいでよい。根廻り約30cm。
         写真を2回クリックしてください。
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  第1段の蕾です。通常なら第3段まで蕾が増えますが、今年は移植のショックで1段のみかもしれません。
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  是非2段階クリックしてください。次の新芽が覗いています。
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  前田農園のイペーに関する現在までの取り組み:
①約6年前からイペーの耐寒性、樹形、花の美しさなど、国内の展開に向けた品種選抜を進めてきた。将来品種改良も考えている。
②その結果、現状では零下5.3℃(2015年2月9日)程度に耐えて開花するアマレーロを確認したが、この種類も零下7℃(2012年2月3日)では
枯れ下がりは皆無だが、花蕾が傷んで開花しなかったことを確認している。
③現在までに、耐寒性を期待して試験中の2年生の約7種類を含めると、零下5.3℃では枯れ下がりが皆無の種類を8種程度確認している。②の種類を除けば花蕾が零下何度まで耐えるかは未確認である。零下5.3℃以下に充分耐えると考えている。
④昨冬播種した新種(サンジョアキン、カンポスドジョルドン)はさらに耐寒性が期待できると思っている。今年中に樹高1mくらいに伸びる見込み。
零下9℃をクリアーして開花した種類をサンジョアキン市で確認した。今年の秋(冬)に種子を入手すべく、努力している。ヒョットしたら④のサンジョアキンと同種かもしれない


樹木寸法の測定方法
測定方法は、図示のとおりです。
根廻りの測定では、巻尺で地際を測定。
胸高直径の測定では、地上1.20mの位置で輪尺をもって測定します。(傾斜地の場合は、山側の地際から1.20mの位置で測定とします。)
樹高の測定では、地際より梢頭[こずえの先]までの全長を測定。(傾斜地では山側の地際から測定します。)
枝張りの測定では、樹冠幅[樹木の枝や葉が茂っている部位]の平均を測定。

測定方法

大和不動産鑑定株式会社 HPより引用

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2015年6月17日水曜日

イペーの埼玉県での植栽試験

  埼玉県北足立郡伊奈町に住む弟にイペーの植栽試験を依頼しました。畑に5種類各1本ずつと、本人の希望で盆栽仕立にしたいとのことで、3種類8本、合計13本を育てています。弟は伊奈町の盆栽講習会の講師を務めるなど、盆栽のプロです。畑植栽用は5月21日、盆栽用は24日に到着して即植えつけました。ポット苗以外は全て葉をカットして植えましたが、すぐに自分で葉柄を落し、10日後あたりから発芽開始、順調に活着しました。ポット苗は落葉せず、そのまま問題なく活着しました。


    冬季の日最低気温(その年の1日の最低記録)の直近10年間の平均値
        霧島市牧之原観測所(前田農園から東へ8Km) -4.6
        さいたま観測所(伊奈町大針から南へ16Km)   -5.8
        府中観測所(深大寺から西へ6Km)                 -5.4
        館林観測所(大泉町役場から東へ10Km)     -4.5
        横浜気象台(鶴見区役所から南へ8Km)      -0.3℃(零下にならない年が2年ある)


 写真は全て2段階のクリックで拡大します。
  植栽場所全景:家の造りから判断して写真の左が東、奥が南。
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①タベブイア・アルバ(JS121117) 移植後すぐに葉柄が落ちて頂芽が出た。 IMG_3388[4]



②タベブイア・アルバ(SC131209白)
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③タベブイア(アルバではない、C131209黒) 唯一頂芽が出ない。おかしいな!
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④タベブイア・アルバ(SC131207白)
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⑤風車小屋ロッショ(PA風1012xx)
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⑥左1本は六本街路樹ロッショ(PA6本1211xx)、右3本はタベブイア(SC131209黒)のポット苗、畑では1年で着蕾したが寒痛みで開花せず、やや耐寒性に劣る。
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⑦六本街路樹ロッショ:上の1本と合計3本。
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⑧タベブイア・アルバ(SC131209白)2本
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 5月23日発送で盆栽用に8本を追加送付しました。先方の希望です。
1. 6本ロッショ:3本
2. SC131209白:2本
3. SC131209黒:3本






 5月に入ってから、苗が大きくなり、輸送可能になったので(SJ-Ⅱ150218・零下9℃開花)と(CJ150206)を各1本送付して試験に加えてもらった。




























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2015年6月16日火曜日

クリチーバ市のイペーの古木

  クリチーバ市在住の池田さんが、樹齢百年以上かもしれないと紹介して下さったイペーです。 鉄道のクリチーバ駅の向かって左端にあります。2015年5月の姿です。この区画に7本くらい同様のイペーが植えられています。開花時はすばらしい眺めでしょう。市役所の植栽関係者のご推薦だそうです。
池田アマレーロ





















  google earth の画像で確認しました。2014年11月の姿です。  池田巨大イペー
   

Rodoviaria
 

  私がインタ-ネットで検索して見つけたルイ・バルボーザ広場の古木です。2013年1月の姿です。上の鉄道駅のものに負けますね。
巨大イペー-2
クリチーバのタベブイア



2015年6月13日土曜日

小型樹大輪と小型マナカダセーラ発芽

   和田Cristovao Colombo(ポルトアレグレ)と小型のマナカダセーラが多数発芽しました。

       和田Cristovao Colomboマナカダセーラ
Cristovaoマナカ


    上半分が和田Cristovao Colomboマナカ、下半分が小型マナカダセーラ。
Cristovaoマナカ-2

  多分、この品種でしょうか。 「マナカダセーラ・アノン」と言っています。




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2015年6月10日水曜日

イペー4本の根回し完了

  来春、遠方に移植予定のイペ-の根回しを昨日と今日で完了。昨日、ロッショ2本、今日、雨の中アマレーロ2本。ロッショ2本は約1ヶ月前に枝を剪定して新芽を出させてからの根回し。 ロッショの同年生は3.5mになっているが、最も小さなものを選んで仕立てた。細根が結構出ており、移植は心配なさそう。アマレーロは剪定なし。ゴボウ根で細根が少ないが今回の根回しで発根させる。4本とも今年中に樹高約2mになる見込み。両種の播種からの期間に3年半の差がある。
  今回植えた場所は一段高い畝にしているので、根元は平らに見える。雨中の写真撮影で写りが良くない。

風車小屋ロッショ(2010年12月播種)、樹高1.5m
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風車小屋ロッショ(2010年12月播種)、樹高1.7m
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アマレーロ(SC131209白:2014年5月播種)、樹高1.2m
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アマレーロ(SC131209白:2014年5月播種)、樹高1.2m
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2015年6月7日日曜日

イペー:タベブイア・アルバの巨大葉

  右端の木の最大葉長33cm、樹高2.5m(2015年6月7日)。写真はクリックで2段拡大。DSC03889-2




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イペーアマレーロRua Teffe、Centro Civico、Rua Buarqueを播種



  6月5日、昨年暮れに送られた3種類のイペーアマレーロの種子をトレーに蒔きました。2回目の播種です。

 採種場所・右端:Rua Teffe・Curitiba   中央:Centro Civico・Curitiba  左端: Rua Buarque de Macedo・Port Aregre


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  1.Rua Teffe  小型で樹形がよい。超小粒種子(池田さん)の親木で種子の莢が見える(2014年11月頃)。
            わずか1年で大きく成長します、下の1年前の様子と比較してください。
クリチーバ小型アマレーロ

          2013年11月の姿をgoogle earthで確認した

Rua Teffe 超小粒種子-2Rua Teffe tyou小粒種子-5

写真右端の小木:写真はクリックで2段階拡大
Rua teffe 超小粒種子-3

Rua Teffe 超小粒種子-1



 2. Centro Civico・Curitiba  


 池田さん宅の近くのスーパー・コンドルの前の街路樹。小型で樹形がよい。 葉は表がつやつやしており裏側は硬い細毛がぎっしり生えており布に着くと引っ張らないと離れないとのこと。


セントロシビコ・トゲイペー超小粒種子





セントロシビコ(スーパーコンドル)

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Rodoviaria


3.Port Aregre タベブイア・アルバ(和田さん)
  クリチーバからのアルバは多種類蒔きましたが、ポルトアレグレのものは初めてです。和田さんがワザワザ親木の写真を撮影して送ってくださいました。樹姿全体の写真だけはgoogle mapからのものです。場所は Rua Buarque de Macedo,539 。
ポルトアレグレ


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