2016年10月19日水曜日

カサドール産のイペーの成長速度

 ポルトアレグレ産のイペーの矮性と開花特性に注目していましたが、矮性に関してはカサドール産(T.albaと見ている)もほぼ同等かそれ以上と評価できそうです。8本を畑に移植したのですが、鶏糞の与え方が悪く、2本になりました。又、1本は19cmと小さく、これが樹種の遺伝的な性質であれば、大変な「見つけもの」です。
 種子を提供して頂いたブラジル在住の北沢さんの情報では、親木の樹齢は50年で樹高は6mとのことです。ポルトアレグレ産と同様に期待の星です。
データ:
 ポルトアレグレ10本の平均樹高=75cm  播種時期=2015年11月16日
 カサドールの大きい方の樹高=52cm    播種時期=2016年1月11日
         (両方とも播種床はポリスチロールのトレイで、冬場は電気毛布で保温育苗)
 カサドールの葉の段数は11段、Plastochron(葉間期)は25.7日でポルトアレグレの23.8日よりやや長い。節間寸法は4.7cmでポルトアレグレの5.4cmに比べてやや短い。すなわち、カサドールがポルトアレグレに比べてやや矮性ということになる。
  クリチーバの「JS121117」がどのような位置づけになるのか気になったので調べた。幼木では挿し根したものしかないが、その中の4月18日に挿した約10本を調べた。樹高平均74cm、節間寸法は6.7cmであった。上記の二者より長いが、サンジョアキンの8.3cmよりかなり短い。勿論、挿し根なので単純な比較はできない。
 カサドールはサンタカタリナ州の最近数十年間の気温の最低を記録した地区であることを調べ上げ、この地区に繋がりのある北沢さんを探し当ててご協力を頂き、当地のイペーの種子の入手に成功した。カサドールが気温の最低記録の地であることを確認した資料を下に示す:
  http://kirishiman.blogspot.jp/2015/09/blog-post_4.html

カサドール産イペー2本



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