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霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

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2017年5月17日水曜日

屋根の雨漏れ修理

 拙宅は築20年です。屋根から雨漏れが始まり修理中です。雨漏れの原因と今日の修理状況を記録します。修理の職人さんはお一人です。
 雨漏れの原因は玄関上部左右の「谷」に使われていた銅板の穴開きでした。左右2枚の銅板に瓦の溝から水が流れ落ちる部分各7ヶ所のほぼすべてに10円玉大の穴が開いていました。穴開きの原因は、職人さんの見解では瓦のアクだろうとのことですが、桜島の降灰がヤスリの役割をして穴開きを助長したのではないかと思います。
 瓦は淡路瓦ですが、職人さんは八尾に長年住まわれて、淡路瓦になじみがありました。素晴らしいウデの持ち主で幸運でした。
 鹿児島県では島津公由来の仙厳園の建物の瓦が淡路瓦です。施工が、一枚ごとにステンレスの釘や針金で留めるので大変手間がかかります。おまけに拙宅は「平木」を使っていますので、職人さん泣かせです。
  新築当時、銅板が一般的でステンレス板は無かったようですが、今回はステンレス板です。
  「谷」の部分まですべて瓦で施工する技術の開発が必要です。チタン系鋼板もありますが、価格、耐久性などの面で瓦に挑戦してほしいです。
 







今日の仕上げ:雨が降っても大丈夫な状態まで頑張りました。
反対側を翌朝撮影:釘を打てない部分はステンレスの針金で固定
意外と早く、2日で完成(15時頃撮影)
 

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