自己紹介

自分の写真
霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

山岳関連のホームページも是非ご訪問ください!(下記をクリック)

2018年3月15日木曜日

ツルニンジンの発芽形態

 昨秋、ツルニンジンの種子を日本各地から入手して播種した。春になり発芽開始したが発芽形態に驚いた。鹿児島県産、広島県産、群馬県産は下胚軸伸長型であるが、栃木県産だけが上胚軸伸長型である。なぜ、このようなことになっているのか知りたい。
 種子の大きさにも違いがある。栃木県産だけが大きい。写真に写っている籾殻の大きさと胚の大きさを比べると両方の種子の大きさがわかる。
 じつはイペーにも樹種によってこの二種類の発芽形態がある。
 鹿児島県ではツルニンジンは準絶滅危惧種に指定されており、播種して増殖に努める。東京都では絶滅危惧種Ⅰ類に指定されているが、これら二都県以外は指定されていない。

①下胚軸伸長型(写真は鹿児島県産)



②上胚軸伸長型(写真は栃木県産)



③ツルニンジンは肺癌の特効薬との話があります。 栃木県から購入しました。

0 件のコメント: