在日東京ブラジル総領事館宛てのイペーの苗6本を7月28日の朝発送しました。親木はクリチーバ市のサンタカンディダ地区にあり、品種はタベブイア・アルバで樹高は約1mです。
この苗は横浜市鶴見区役所に4本、東京夢の島マリーナに2本が植えられる予定です。前田農園のロットNoは「SC131209白」で、2013年11月にクリチーバ市の池田氏が採種されたものを前田が2013年12月9日に播種したものです。
昨冬の零下5.3℃にも全く枯れ下がりがなく、関東まで展開できそうです。このほか、花蕾が零下9℃に耐えて開花する可能性があるもの「SJ-Ⅱ150218」を試験栽培しています。写真はクリックで2段階拡大します。
送付予定の苗の1本が何かにかじられていたので、他と入れ替えました。畑でよくあることで、枯れる場合もあります。当初ネズミかなと思っていましたが、どうやらコガネムシの幼虫が犯人のようです。2枚の写真のとおり、ほぼ全周をかじっています。15mmくらい皮と形成層が残っていたので植えてやりました。多分活着すると思います。
根をかじった犯人の親(成虫):アオドウガネ・3匹とも生きています。
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