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2019年5月6日月曜日

日本に適したイペーの開発


       前田農園のイペー選抜品ベスト10   2019 

 

 全国展開できるようなイペーを開発すべく、前田農園で10年かけて約100種類、約1,000本のイペーを地植えして試験栽培を行なってきました。仙台市や北関東まで植栽可能と判断した樹種を試験栽培して頂いており、今春それらの全ての地区で開花を実現致しました。

 23016年1月25日に零下9.1℃を経験したことなどから、2019年4月に優良品10種類を選抜できましたので以下にそれらの現状を記録致します。今後、これらの優良品どうしの交配などで、最優秀品の作出に全力を尽くします。

 選抜で残った標本木 10本+α 以外の試験対照品約500本は「フラワーパークかごしま」様、鹿屋市「高隈ダム公園」様、「常総市」様に植栽して頂きました。

 関係者の皆様に心からお礼申し上げます。写真は全てクリックで拡大、鮮明化


 
 1.  池前アルバ(商標登録品)
  親木はクリチーバ市ジャルジンソシアウ地区にある。耐寒性抜群、零下9.1に遭遇しても開花する。73cmで開花する稚樹開花性が出現した。交配などでさらに改良する。
 今春、仙台市、群馬県大泉町、太田市、常総市その他で開花した。
     
  播種2年、73cm          播種2年 、90cm         播種2年、1.7m      播種6年半、3m

   
             
    池前アルバの親木
 
 2.    超小葉、多分枝アルバ
 親木はクリチーバ市サンタカンジダ地区の自家交配の突然変異。2013129日播種。樹高は約4m、最大伸びて5mか。葉が格段に小さく、多分枝で樹形がよく、花付き、耐寒性も抜群。総合点で池前アルバを凌ぐ可能性あり。1/1,000を争う傑物。交配で子孫を展開する。

 3.ポルトアレグレ市 街路樹のアルバ
      2016128日播種。落葉しないまま次年の新葉が出た。耐寒性が期待できそう。葉がやや小さい。 

 
4. イペー市のアルバ   

     2017年12月5日播種。落葉しないまま次年の新葉が出た。耐寒性が期待できそう。怪物かも。

5. サンジョアキン市 サンジョアキン-樹高2mと、同-⑥樹高4m   
  写真上、2015219日、写真下、201622日播種、⑥の採種者の話では親木は零下9℃でも開花したとのこと。 
サンジョアキン‐①
 

 サンジョアキン‐⑥

6. クリチーバ市のアマレーロ  
   20146月5日播種。2016年1月の零下9.1℃にほぼ無傷で耐えた。アルバではない。極矮性で2019年開花。親木はBon Retiro N.S.L.
 

7. ポルトアレグレ市の風車小屋ロッショ   
   201012月播種、数年前から開花、樹高7m。多数着蕾。零下9.1℃で10cm枯れ下がり。
 
8. ポルトアレグレ市の6本街路樹ロッショ  
   201212月播種、数年前から開花。樹高5mで多分枝、矮性で樹形良好。多数着蕾。耐寒性もよく、左の写真の風車小屋ロッショを凌ぐか。零下9.110cm枯れ下がり。

 
9. クリチーバ市の初夏咲きロッショ  
   2016124日播種、2019年多数着蕾。耐寒性抜群、矮性。クリチーバ市 ポンタグロッサ街路樹。
 

 
 
10. クリチーバ市のイペーヴェルディCybistax  
   20128月播種、グリーンの花が美しい。冬季に枯れ下がっても当年に着蕾、開花する強靭性をもつ。数年前から開花。
 
イペーヴェルディの親木
 ジャルジンソシアウ地区
 
ジャルジンボタニコ内
 
 
2017年8月3日
Cybistax antisyphilitica  2012年8月に播種、2016年1月25日の零下9.1℃を経験している。
 

 
 
付録;拙宅のご本尊だが、ダメイペー。樹高8mで狭い日本には不向き。苗を植えて20年。
 

プレスリリースです:


2019年5月3日金曜日

池前アルバ播種2.5年で初蒴果

①播種後2.5年、樹高1.7m、蒴果2個


 
②播種後2.5年、樹高3m、蒴果4個(1個は隠れている)


③サンジョアキン6 播種3年3ヶ月、樹高3.5m、蒴果7個、池前アルバ同様零下9℃に耐えて開花する(ブラジル採種者情報)。


2019年4月25日木曜日

宮崎県門川町「心の杜」のイペー探訪:2019年4月23日

 一ヶ所に2,000本のイペーが植えられているということで、驚きと大きな期待をもって、片道4時間をかけて見に行きました。結果は、大変残念な思いをしました。状況と感想を述べます。
 現場の案内板に「近藤信男」様のお名前があり、10年前にイペー植栽に関してご指導を頂いたことを懐かしく思い出しました。

 イペーの様子
 2006年に門川町の「花と緑のまちずくり事業」の一環として、1,500本が植えられ、その後追加されて2,000本になった時期があったと思われます。現在はかなりの本数が枯れ死して減少していますが、枯れ死は進行しています。
 気候は極めて温暖ですが、2012年には冬季の寒害で花が全く咲かず、2017年はびっちりと開花したが、2018年は明らかに開花状況が違うとの記録があります。

 過去10年間の延岡観測所の最低気温を、イペー植栽関係各地の観測所のデータと比較して示します。極めて温暖です。

 
  直近9年間のイペー植栽関係各地の日平均気温を示します。常総市と仙台市が最低気温の場合と異なり逆転しています。

 
イペーの故郷各地の最低気温
   ブラジルのカサドール市やサンジョアキン市にも多種多数のイペーが生育しており、前田はこの2ヶ所を含む約100種類の樹種を地植えで試験栽培完了又はその途中です。拙宅では低温を経験しにくいので、北海道、宮城県、群馬県、茨城県にも試験栽培を依頼しています。
 
        「心の杜」のイペーの植栽場所

  イペー全体に樹勢がなく、枯れ死が進行しているように見受けられます。同行した友人曰く「イペー愛好家として、このような状態を見るのは忍びない・・・」。



気づいたこと:
①北東向きの斜面に植えられており、夏場でも陽が当たりにくい。
②盆地状の窪地に植えられており、中央部分に排水が集中する。イペーは過湿を大変嫌い、根腐れを起こして枯れていく。
③耐寒性がかなり弱い樹種が植えられており、開花しないか開花状態がよくない年がある。零下5℃程度で開花しないようでは、温暖な宮崎県でも植栽場所が極めて限定される。
④密植しすぎ。夏場でも午後は地面に陽が当たらないと思われる。
⑤樹高約10mのイペーに蔓が絡まっているものが数本あったり、台風で倒れたと思われる樹高7~8mの木が1本放置されていた。手入れが悪い。責任をもって「この森を守るのだ」という方がおられないのだ。「心の杜」が泣いている。宣伝だけが先行している。



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2019年4月22日月曜日

イペー タベブイアアルバが開花

   霧島市の標高約300mの友人宅でイペー タベブイアアルバが開花しました。2019年4月22日の様子です。初めての開花にしては立派です。
 

2019年4月20日土曜日

姶良市でイペー「池前アルバ」が開花

  2019年4月19日の様子です。この樹種は播種後2年で開花します。
  日本南部の暖地でもイペーが見られるようになりました。昨冬は暖冬で、植えられたほとんどのイペーが開花しそうです。現在国内で一般に見られるイペーは冬季に零下5℃を下回ると蕾が落ちたり、枝先が枯れたりして開花しません。この動画の「池前アルバ」(商標登録済、イペー タベブイアアルバ)は10年間をかけて約100種類、1,000本以上を地植えで試験栽培して、耐寒性抜群で零下9℃に見舞われても開花する特別な樹種を選抜したものです。今春、仙台市や常総市でも開花する見込みです。桜前線のあとを追って開花ゾーンが北上します。柳井市でも開花しており、5月3日にはこの樹種で日本初のオープンガーデンが開かれます。


  2019年5月2日追記:
  姶良市で上記とは別の邸宅でも同じ池前アルバが開花しました、見事です。
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2019年4月19日金曜日

イペーの木を受け取りに:茨城 - 鹿児島3泊4日のドライブ

常総市 相澤さんの紀行文です:

人生最長のドライブが終わった。3泊4日で鹿児島まで片道1400キロを往復する旅、そろって還暦越えの男3人が交代でハンドルを握った。強行軍に僕は、周囲に行き先を伏せて出発するほどだった。ひとまず無事に帰ったものの、人生初の、そして最後になるに違いない、列島横断の長距離ドライブとなった。

常総市生まれのジュージ社長が、鹿児島の霧島市まで「イペーの苗木を取りにいこう」と誘ってきた。イペーは南米原産でブラジルの国花になっている。ノウゼンカズラの仲間だそうだが、春に黄色い花をつけた後、葉を芽吹かせることから、日本の桜のように扱われる。ジュージ社長は、近年ブラジル人の移入が顕著な常総市で、交流のシンボルツリーにふさわしいとイペーの花咲くまちづくりを提唱した。

彼が偉いのは、言い出しっぺの率先垂範。ここ2、3年、市庁舎や公共施設の敷地に植樹してきたが、耐寒性に優れた「池前アルバ」という品種が作出されたと聞きつけ関心を持った。霧島市で「イペー研究会」を立ち上げ、品種改良に取り組む造園施工管理士の前田久紀さん(78)が育てていた。問い合わせると、ふたつ返事で無償で苗木を提供してもらえることになった。

前田さん宅のイペーの木
黄色い花を咲かす前田さん宅のイペーの木

前田さんはこれまでも、同県鹿屋市や山口県柳井市にイペーの木を提供してきたが、常総市は最北になる。耐寒試験でマイナス9.1℃の極寒もクリアした品種にふさわしい環境に思えたが、輸送法が問題だった。苗木の宅配便は取り扱う業者が少なく、送る場合でも1本1本梱包しての輸送となるためコストが膨らむ。なので、ジュージ社長が出した結論は「車で取りにいく」。イペーの黄色い花が咲く時期を選んで、受け取りの日程を組んだのだった。

同行のドライバーに選ばれたのは、僕と常総市民のシゲルさん。農作業の経験豊富なシゲルさんはともかく、僕は草取りもすぐに投げ出す軟弱者の上、運転嫌いの表六玉。最初に提示された2泊3日のスケジュールに異を唱え、「とにかく夜はベッドに寝かせてくれ」を条件に引き受けたのだった。

初日は朝6時に常総市を出発して、首都高経由で東名から新東名、新名神、山陽道と進んで関門橋を渡って九州入りし、門司で1泊。翌2日目は朝7時に宿を出て、九州道を南下し11時30分ごろ霧島着。驚くことに、ここまでジュージ社長氏が立てた事前の旅程にほとんど狂いがなかった。最近のナビの精度と性能アップには驚かされる。

現地では圃場に植わる約80本の苗木を掘り起こし、長さをそろえて梱包しSUV車に積み込んだ。挿し木で育てた苗木だそうで、4年生の長いものは約2メートル、車内のフロントガラスからリヤウインドーいっぱいの場所を取る。前田さんはどこまでも気前よく、イペー以外にも栽培している珍品の植物を次々に持たせてくれるから、車内は植物でぎっしり。運転席と助手席の間に苗木の先端が割り込み、後部座席は1人が座れるスペースを確保するのがやっとだった。

作業はほぼ2時間で終了。せっかく鹿児島まで来たのだから「桜島を見ていこう」と錦江湾の国分海浜公園まで行ったが、噴煙あげる桜島を背景に証拠写真を数枚撮っただけで、即行帰路に就くあわただしさ。午後2時30分発、東九州道から北上して九州を縦断、前夜通った関門橋を渡って宿のある広島に着いたのは夜11時過ぎだった。

桜島を臨んで証拠写真の撮影
桜島を臨む浜辺で証拠写真の撮影

3日目は朝7時30分、宿を出て広島平和公園を訪ねてから往路を逆走、富士山麓の足柄サービスエリアに着いたのは午後8時ごろ。曜日と時間帯から、この先東京方面の渋滞が懸念されたため、入浴・宿泊施設のある同SAに1泊する日程を組んだのだった。しかし温泉浴の効果を実感するいとまもない。翌朝8時には出発し、圏央道経由で常総インター着は午前10時ごろ。運転手交代のためにサービスエリアで乗り降りする時間を除けば、車内での動作はほとんどなく、首や肩筋の張りがたまる一方だった。

「いやあ、どうなることかと思ったが、意外なほど順調だった。また来たいね」と元気なのはジュージ社長だけで、僕は即座に「金輪際断る」と拒絶。シゲルさんは素知らぬ風、車中で居眠りを続けるのだった。

それでもジュージ社長は黄色いイペーの花のまちづくりを熱く語る。花は一時だが、枝を煮出して作る草木染めの「黄色いハンカチ」で町なかを飾るのはどうだろうかと構想を練る。花とハンカチで「お帰りなさい」とばかり、ブラジル人を迎えるのだと国際交流の夢を描かれては、最早「手伝えない」とは言えないではないか。

持ち帰った80本の苗木は、その日のうちに常総市の圃場に植えられた。



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高隅ダム公園様のイペー移植作戦新聞報道


2019年4月13日土曜日

常総市様のイペー移植作戦 ・2019

 常総市様のイペープロジェクト活動の一環として、前田農園からイペーの移植作戦が行われました。その一部を動画でご紹介致します。フラワーパークかごしま様と高隈ダム公園様への各200本の移植に続き、約100本が移植されます。
 よいお話は続くもので、柳井市からも先刻嬉しいメールが届きましたので、画像の次にご紹介致します。





柳井市の友人からの嬉しいメール:

2019/04/13 (土) 16:33 

前田さん私の人生で一番心に残る話しを聞いて下さい。
このイペーのイベントをやろうと思ったのは大畠のイペーを植えている人に『自分が生きている間にイペーは見れるのか?』と言われて私は初めて自分だけのイペーではないのだと、みんなが興味をもち楽しみにしているイペーだと思いました。
亡くなった義母がこんな綺麗な花は見たことがないと花に興味の無い義母が言った時、私はとても嬉しかったです。
まだ、イベントは早いと思ったけれど今年はイペーが沢山の花をつけているのにビックリ‼他の花も沢山の花芽をつけてビックリ‼4年間一度も咲かなかった羊蹄木や20年以上咲かなかった花も今年は咲きそうです。
このイペーのイベントで地元の人達、宣伝していただいた人達に感謝。ボランティアでイベントの手伝いをしてくれる人達に感謝。人の繋がりって凄いんだなと涙が出るほど感激しています。
それもこれも前田さんと出会ったことで経験出来たことです。
本当にありがとうございました。

  下は前田が勝手に掲載:
 

2019年3月31日日曜日

鹿屋市高隅ダム公園にイペー150本を植栽

 鹿屋市高隅ダム公園にイペー150本が植栽され、 さらに50本が別の公園に植えられました。着蕾しているものもあり、数輪が4月20日頃開花しそうです。

朝日新聞報道:


 

  プレスリリースです:


2019年3月28日木曜日

鹿屋市様とFPKかごしま様にイペーとケラマツツジを移植

 2019年3月27日、たまたま同じ日に大手の公園二ヶ所様が大量のイペーとケラマツツジを引き取りにお見えになりました。イペーは約100種類の試験栽培で選抜した樹種から、耐寒性を基準に二ヶ所に配分する樹種を決めました。史上最大のイペー移植作戦ではないかと思います。
 今回の作業は事前に十分な打ち合わせと準備を行なっており、しかもプロのお仕事で、見事なお手並みでした。その迫力に圧倒されながら、作業の調整等で大変忙しい一日でした。 天気がよくて何よりでした。最近、地中の大きな根を土もろともチェーンソウで切断、根鉢を切り抜くことができます。道具が進歩したのです。
   運搬は2ヶ所合計でトラック8台を使いました。それぞれ、移植する植穴を掘って準備してあるとのことで、ここがすごいです。
  4月12日に茨城県常総市から約50本を引き取りにお見えの予定ですが、こちらも耐寒性最強の樹種を確保しています。これらの他、和歌山県に追加3本の予定です。
  今後、選抜した優良樹種数種の育成と、それらの交配による新種の作出を目指します。
 

  高隈ダム公園様向け:イペー約200本、ケラマツツジ約50本
      

  フラワーパークかごしま様向け:  イペー約200本、ケラマツツジ約200本

  ケラマツツジの親木、この木のひこばえを挿し木して250本を育てた。20年前に10万円で購入したが、調子がよくない。

2019年3月26日火曜日

柳井市でイペー鑑賞のオープンガーデンを開催予定

 柳井市大畠(オオバタケ)地区で2019年5月3日、日本初(世界初かも)のイペーを鑑賞するオープンガーデンが開催されます。2013年春に池前アルバのポット入りの幼苗を48本差し上げました。友人約40人で育てる会を作り頑張ってこられました。町おこしの一環として、商工会様などのご協力を頂いておられます。町おこしというしっかりした目標を持っておられて、地に足が付いた活動をしておられます。
  今のところ40本は開花するだろうとのことで、すごいです。ここは瀬戸内気候で、アルバ以外でも耐寒性が強い樹種であればイペーが生育、開花します。
  この地区には、池前アルバの品種改良の試験栽培の一端を担って頂いております。昨春開花した池前アルバの優良種の種子を送って頂き、日本における二代目の選抜試験に入りました。


 
  過去の記録:
    2012年11月17日に播種したものが、3年5ヶ月後に山口県柳井市で9本開花した。

2019年2月25日月曜日

イペー ハンドロアンサス属の語源と特徴

 今回、2007年に設定されたハンドロアンサス属の語源などを調べました。ブラジルの植物学者、Oswaldo Handro (1908–1986) が命名者で、自分の名前 Handro にギリシャ語の anthus(花の意)をくっつけたものです。カリフォルニア大学のDonaldo R. Hodel 先生に問い合わせて、教えて頂きました。Oswaldo Handro については次をご参照ください: https://en.wikipedia.org/wiki/Oswaldo_Handro      

 anthus はギリシャ語の antho(ανθο)= 花  から来ています。「何々アンサス」とか「何々アンサ」という植物の名前も多いですね。
 
次に カリフォルニア大学の Donald R. Hodel 先生への問い合わせに対する返信を記録します:   
2019/02/25 (月) 14:56
  Hello Hisanori,
               Handroanthus:
Handro, for Brazilian botanist Oswaldo Handro;
anthus, Greek word for flower 
Best wishes, 
Donald R. Hodel
Environmental Horticulture Advisor
Specializing in Palms, Trees, and Landscape Management
University of California 

 イペーは現在下記の三つの属に分けられています。
 1992年に定義した99種のTabebuia属を2007年に三分割しました。(文字をクリックすれば、その項目を説明するページに飛びます
     ロゼオデンドロン[Roseodendron]属
 Roseodendron donnell-smithii Roseodendron chryseum  の二つの種類で構成されている。
     ハンドロアンサスHandroanthusdroanthus]属: 左をクリックするとハンドロアンサス属30種がドンと出てくる。元、タベブイアアルバはハンドロアンサスアルブスとして、最初に登場する。
 従来、pouipau d'arco及び ipê などと呼ばれていた樹種の中の30種類で構成されている。
     ③タベブイ[Tabebuia]属:
1992年に定義した99種のタベブイアから、上記①②を除いた67種。

 最近、新種が2~3種追加されています。
 地球上には、約20~30万種の植物が存在しています。最も種類の多いのはラン科の植物で2万5000種を超えるとのことです。ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)は双子葉植物に属する科で、約110属650種あるとのことです(Wikipedia)。 
 
 ハンドロアンサス属の特徴:
①花、萼、葉に大量から少量の他種多様の細毛がある。
②幹のラパコールの含有量が多い。
③幹の密度が高い。
                         ラパコール(当然、ラパーチョ・Lapachoからきていると思われる)

 
 ラパコールは、イペーの皮に含まれる成分で、癌に効果が有るとか、毒性があるので使用してはならないなど、議論されています。未調査の分野のようです。現地人は昔から利用していたようです。 
 
 植物の名称や種族の分類の決定に関しては American Society of Plant Taxonomists(アメリカ植物分類学会)あたりが権力を握っているようです。
  下記URLのAmerican Society of Plant Taxonomists の論文に旧タベブイア属を分割した経緯が書いてあります:
   https://depts.washington.edu/phylo/OlmsteadPubs/Grose_Olmstead_2007b.pdf
 日本には「日本植物分類学会」がありますが、世界的に統括された機関はないようです。
 
  以上、ハンドロアンサス属に焦点を当てて調べましたが、通称イペー全体の分類については次をご参照ください: