以下、榎原さんからのメールと、榎原さんにその知人から送られた写真をそのままコピペ致します。とくとご覧ください。ちなみに、金塊の上に乗せられたコップはピンガ(強いお酒)と思われます。このブログをご覧頂きました全ての皆様と、ご関係者のご幸運を心からお祈り致します。
以下、榎原さんからのメール:
添付致しました写真は、今MT州(前田註:マットグロッソ州)の田舎;(PONTES&LACERDA)で金の採掘をしている知り合いから送られてきた写真です。この鉱山には、一攫千金を夢見てやって来た約1万5千人が、2週間程前から金の採掘をしています。以前から、カナダ系資源開発会社が金の埋蔵量調査をしていた場所です。この調査結果によると、どうやら、ブラジル一を通り越して世界一の金の埋蔵量がある模様です。そして、この調査結果が外部に漏洩したことにより、この噂を聞きつけた連中がブラジル全国からやって来ているそうです。普段は、団結力などこれっぽっちも持ち合わせて無いブラジル人ですが、この類の話での、彼らの(特に、親戚・友人間)情報伝達の早さや正確さには、ただただ驚かされるばかりです。私は過去に、サンパウロ近郊の市所有の土地が、ほんの一夜で住民に占拠されて、ファベーラ化(貧民街化)された光景に遭遇しましたが、こういった時の彼らのエネルギーの凄まじさには、脱帽してしまいます。残念ながら、この種エネルギーはもう日本人がとうの昔に忘れてしまったエネルギーかも知れません。
少し誇張した連絡かも知れませんが、彼はこの鉱山に遣って来て1週間弱で、約1キロの金を採掘したそうです。今の国際市場価格は14万ドル弱(キロ)ですが、鉱山での現地渡しの売値は11万ドルが相場のようです。彼からの連絡が真実で、その他の1万5千人の作業結果が同レベルだとすると、途轍もない金額になります。今は穀物栽培や牧畜で興隆を極めているMT州は、約30年程前に、様々な事情を抱えて、なけなしの資金を持って、ブラジル南部からやってきた国内移民を受け入れながら、発展してきた州です。私の仕入先のオーナーの中にも、金の採掘で成功して、その後木材業に身を転じている連中がいます。
現地での金の採掘が始って以降約1ヶ月経過していますが、今まで犯罪らしい犯罪は起こっていないそうです。「そんな暇があったら、金を掘っている方がましだ」ということでしょう。現在のところは、全国版報道はされていませんが、報道された場合には、全国各地からかなりの連中が押し寄せてくることが充分予想されます。そのような規模になったら、その上に酒と女が加わり、無法地帯化されるのが常です。今迄、全国規模での報道に至っていないのは、地元やMT州政府の政治家、警察、IBAMA等の火事場泥棒達がそれぞれの思惑で、お金儲けのスキーム作りをしているのでしょう。
余り品のある話ではありませんが、一方、ブラジルの豊かさとかブラジルの国のレベルを再認識させてくれる出来事です。 榎原
ちなみに、過去の世界最大の天然金塊に関する情報をネットから引用します:
天然金塊の中で最大のものは、1872年にオーストラリアのベイヤーズ&ホルターマン・スター・オブ・ホープ鉱山で発見された「ホルターマン金塊」で、214.32kgの金塊の中には99.8kgの純金を含んでいました。最大の純金の金塊は、やはりオーストラリアで産出された「ウェルカム・ストレンジャー」と名付けられた金塊で、70.92kgの塊から純金69.92kgが採れました。出典:田中貴金属