2019年3月27日、たまたま同じ日に大手の公園二ヶ所様が大量のイペーとケラマツツジを引き取りにお見えになりました。イペーは約100種類の試験栽培で選抜した樹種から、耐寒性を基準に二ヶ所に配分する樹種を決めました。史上最大のイペー移植作戦ではないかと思います。
今回の作業は事前に十分な打ち合わせと準備を行なっており、しかもプロのお仕事で、見事なお手並みでした。その迫力に圧倒されながら、作業の調整等で大変忙しい一日でした。 天気がよくて何よりでした。最近、地中の大きな根を土もろともチェーンソウで切断、根鉢を切り抜くことができます。道具が進歩したのです。
運搬は2ヶ所合計でトラック8台を使いました。それぞれ、移植する植穴を掘って準備してあるとのことで、ここがすごいです。
4月12日に茨城県常総市から約50本を引き取りにお見えの予定ですが、こちらも耐寒性最強の樹種を確保しています。これらの他、和歌山県に追加3本の予定です。
今後、選抜した優良樹種数種の育成と、それらの交配による新種の作出を目指します。
高隈ダム公園様向け:イペー約200本、ケラマツツジ約50本
フラワーパークかごしま様向け:
イペー約200本、ケラマツツジ約200本
ケラマツツジの親木、この木のひこばえを挿し木して250本を育てた。20年前に10万円で購入したが、調子がよくない。