2017年4月24日月曜日

常総市でイペー30本を植樹

  北関東でイペーの植栽試験が始まりました。常総市の神達岳志市長のご発想です。
 この「イペープロジェクト」には、2015年の鬼怒川決壊の災害復旧に立ち向かう市民のシンボルとして「幸福の黄色いハンカチ」ならぬ「幸福の黄色い花」として、又、市内に在住の多数のブラジル人の皆様の望郷の縁(よすが)になればとの願いが込められています。

  2017年4月21日付 日本農業新聞 




「池前アルバ」の初開花

  「池前アルバ」が開花し始めました。一房で160輪以上あります。          
  2017年4月24日撮影












2017年4月20日木曜日

「池前アルバ」の蕾

 今日、雨の中で撮影した「池前アルバ」の蕾です。今までに写真でも見たことがないくらい多くの蕾をつけています。下の2枚の写真から読み取ったのですが、ひと房で160個以上はあります。
 今年は異常気象でイペーの開花が2週間以上遅いです。「池前アルバ」の蕾も膨らむ速度が大変遅く、開花迄あと5日以上はかかりそうです。
4月20日撮影



上と同じ蕾・3月25日撮影

同じ木の別な枝の蕾・4月20日撮影










2017年4月19日水曜日

16,150円のミヤマキリシマ

 昨日、ヤフオクで競り落としました。送料込みで16,150円です。どうしても欲しかった「由布錦」です。樹高は10cmです。



2017年4月16日日曜日

常総市向けイペーの出荷準備完了

 約1年前に企画がスタートし、詳細打ち合わせのうえ進めてきた作戦が実行段階に入りました。明日の出荷に合わせて今日の午後、30本の掘りあげと荷造りを完了しました。樹種は全て「池前アルバ」です。
 3mもの10本は、1年弱前の根廻しが成功して細根が多数出ており、完璧な状態で移植可能です。1mものと30cmもの各10本は挿し根で、これらも無難に活着すると思います。
梱包の方法(3mもの):
 稲藁を30束3日間水に浸ける。これを5本一束にしたイペーの根に麻布で巻き付ける。その上から麻ロープでぐルグル巻きにして締め上げる。これをさらにビニールシートでグルグル巻きにする。



 

  



単位℃
常  総  市 霧島市牧の原
4月最高最低最高最低
620.69.616.713
721.914.417.715.7
815.612.318.615
915.27.917.114.6
10164.515.811.8
1111.73.216.510
1220.46.618.78.9
1317.85.620.18
14224.219.86.1
1523.96.923.310.2
1626.8719.615.8



2017年4月9日日曜日

第3圃場のイペーの植え替え

 昨日は雨、明日も雨の予報で第3圃場の植え替えを猛烈な速度でやりました。昨年4月に育苗トレーから移植したもので、最低気温零下5.4℃に耐えられず、根元まで枯れ下がったイペーとジャカランダ14種類、合計196本を引き抜き、期待できる樹種に植え替えます。1年で樹高が1~2mに伸びますので、枯れ木とはいえ根が頑丈で引き抜きに大変な苦労をします。今やらないとひこばえでダメ木が復活して植え替えが出来なくなります。
   松村さんの記念写真が枯れ木の最後の風景になりました。
 

   
   右側の畝に「池前アルバ」を150本、左側の畝にイタイオポリス50本を植えた。








松村さんご来宅

 4月5日、サンパウロ在住の松村さん(前ブラジル鹿児島県人会会長、植物の専門家)がお忙しい時間を割いて来宅されました。前田農園の視察が目的です。

2017年4月5日水曜日

カンボジアのシムリアップ遺跡群訪問の旅

 2017年3月30日から4月3日迄5日間をかけて標記の旅をしました。3日間をフルに使って遺跡群を訪問しましたが、充分過ぎました。観光としては2日間で充分と思います。

2017年3月25日土曜日

「池前アルバ」に着蕾

 雨の中を巡回中に「池前アルバ」の1本(樹高3m)の主幹の頂芽部分に3房、側枝先端に5房の着蕾(写真)を確認しました。ほぼ毎日巡回して着蕾の有無を観察してきましたが、ある程度蕾が大きくなった今日、やっと確認できました。房の数はもっと増えるかもしれません。1房が多数の花に展開します。
 この木は2012年11月17日に播種して、常総市に移植するために2016年6月5~11日に24本を根廻しした中の1本です。移植の決断時期が遅く、従って根廻しの時期が遅かったために12本はうまく活着したのですが12本は枯れ下がり、根元を30~50cm残して切断し、全てひこばえで再生しています。
 根廻し(移植)をした年に着蕾するとは強靭な樹勢です。昨年1本が着蕾して零下9.1℃に耐えていますので「池前アルバ」の着蕾は2回目ということになります。昨冬の最低気温は零下5.4℃で耐寒試験になりませんでした。


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2017年3月18日土曜日

パラナ松を山に移植

 2010年5月に播種したパラナ松を畑で管理していましたが、大きくなりすぎて周囲に迷惑をかけるので、3月13日から2日間かけて山に12本を移植しました。最大樹高3.5mです。パラナ松は移植すると枯れると聞いていますので、枝をすべてカットしました。移植技術の見せどころです。
 植えた場所の標高は160mです。暑さに弱いため、畑での成長はイマイチでしたが、ここの環境で勢いがつくかどうか。

2017年3月9日木曜日

今日の韓国岳

 抗癌剤投与3日目の今日も、昨日に続きいつものトレーニングコースを歩きました。雪がちらつきましたが、歩行に影響はありませんでした。
 多分、雪は今日が今冬の最後だろうと思います。

2017年3月5日日曜日

「池前アルバ」誕生

 
 2000年から65種類のイペーを試験栽培してきましたが、耐寒性がダントツで、樹形や花の美しさもすばらしい樹種を1種類確認しました。従来ロットNo.である「JS121117」と呼んでいたものです。一般の方々になじみにくいと考えて、関係者とご相談の上で、本種の通称を「池前アルバ」(Ikemae alba)とすることにしました。
 零下9℃程度が最低気温の霧島市では耐寒性の限界を確認できそうにありませんので北海道の登別市の園芸業者様にお願いして確認試験中です。前田農園での多種試験栽培は継続中で、今後この種を凌駕する樹種が出ることを期待しています。
 「池前アルバ」(Ikemae alba)の出所、来歴
 ①種子の採種者 
   池田久成
 ②種子の採種場所
   ブラジル クリチーバ市 Rua Manoel Correia de Freitas の池田久成氏邸前。
 ③種子の採種時期
   2012年10月末
 ④播種時期
   2012年11月17日
 ⑤播種者
   前田久紀
 ⑥播種場所
   霧島市 前田農園
 ⑦命名期日
   2017年3月4日
 ⑧名前の由来
   親木がT.albaであり、採種者である池田氏邸前にあったことによる。樹齢は30~33年、樹高は6m程度。

                 親木の写真



   国内に定着:
     2012年11月17日に播種したものが、3年5ヶ月後に山口県柳井市で9本開花した。

 































Date: 2017/3/4, Sat 17:13
Subject: Re: ご意見を下さい
前田さん 
      有隅です

「JS121117」のような呼び方は、私はそのものずばりが判って好ましいですが、一般の人には取っ付きにくいでしょうね。
(1)ただ気になるのは、出処・来歴をキッチリ峻別しておいて戴きたい、ということです。
(2)それで「JS121117」を「池前アルバ」とするならば、この母樹由来の実生は採種年次が仮に違っても、総て「池前アルバ」とし、これに<-1>を付けて「池前アルバ」-1とする。それは池田さんが別のアルバ個体で、すごい母樹を見付けられたら、<-2>、<-3>といった具合に、区別したいからです。
(3)そしてさらに将来、凄い実生個体が見付かって、クローン化(栄養繁殖系品種化)をしようという段階になったら、例えば「selected」から、「池前アルバ」-1・SLTD(またはST)#1、#2……といった具合にしたら、どうでしょうか。
(4)そしてこの伝で行けば、「池前Rua Teffe」-1、-2、「イタイオポリス・アルバ」、「カサドール・アルバ」、「S ジョアキン・アルバ」なども出てくるのでしょうか。
(5)とにかく大事なのは、それぞれの系統について、キッチリした出処、来歴を細かく明示しておいて戴きたいことです。そして前田さんの「霧島ツツジ日記」に入ったら、その都度更新された、この「イペー系統一覧」に入れるとなると、とても有難いです。
(6)以上、愚見を述べました。他にもっと良い、方法があるかも知れませんので、ご検討ください。

2017年3月3日金曜日

前田農園の2016年冬の最低気温

 昨冬は暖冬のため、最低気温は零下5.4℃でイペーの耐寒試験はできませんでした。着蕾した全ての樹種が開花しそうです。一昨冬の最低気温零下9.1℃でダメイペーは全て淘汰されています。枝先、幹の中間、根元まで枯れ下がって復活したものもあり、これらの見極めが今後必要です。下記のデータは2007年です。
                                   期日     前田農園      牧之原
                               1月15日         -             -2.1
                               1月16日       -2.5          -3.3
                               1月17日       -1.5          -2.9
                               1月23日       -1.1          -1.9
                               1月24日       -3.5          -2.1
                               1月25日       -5.4          -4.7
                               1月31日       -0.7          -2.4
                               2月12日       -0.5          -2.3
                                      (前田農園の零下の日のみを記録)

       一昨冬の零下9.1℃による主な樹種の寒害の調査結果:
     2016年1月25日の零下9.1℃の寒害によるイペーの淘汰:



2017年2月21日火曜日

今日の韓国岳

   昨年の7月21日から晴天で用事がない日(いつもそう)は、霧島の韓国岳の麓を2時間弱歩いています。約200回になりました。体重は計画通り10Kg落ちました。韓国岳登山も少しは楽になっただろうと期待して登り始めましたが、全く期待外れで、2合目あたりでやめたくなりました。「アキラメナイ」を思い出して登頂しました。このルートは、硫黄山の噴煙に人間の致死濃度の硫化水素が含まれていて危険との表示があります。硫黄の臭いがしましたので当面このルートはやめます。


2017年2月12日日曜日

パウ・ブラジルが発芽

 ブラジルの友人から送られたパウ・ブラジルの種子が発芽しました。2月1日に31粒播種して4粒が発芽、2本はほぼ完全な状態ですが2本が不調です。
  種子を採取した親木はサンパウロのイビラプエラ公園にあり、樹高は4~5mです。この公園は標高760mにあり、温暖な地域に生育するパウ・ブラジルがここで育ち、開花していることに驚いています。
 メールで送って頂いた写真から、パウ・ブラジルの説明の看板の文字を読み取り、日本語に翻訳しました。
  今までに友人各位から種子を入手して3回播種をトライしましたが、1本だけ育っています。極めて育成が困難な樹種です。










   早速、google earth で確認した。2011年4月撮影の写真。6年弱でずいぶん成長したことが判る。
   
Parque Ibirapuera のパウ・ブラジルの説明
  上の写真の看板から読み取った。

Pau-Brasil
   Caesalpinha echinata
   Familia: Fabaceae
   Origem Brasil

Arvore simbolo do pais, típica da ata
 Atlântica. Tem entre 8 e 12 metros de
altura, floresce de setembro a outubro.
           Foi muito explorada durante a
colonização portuguesa. Antigamente,
  sua madeura era usada na fabricação
       de corantes. Hoje,é usada para a
         confecção de arcos para violino.

上記の翻訳(訳責:前田)

パウ・ブラジル
   カエサルピーニャ エチナタ
   ファバセアエ科
   原産地:ブラジル 

国のシンボルツリーで、大西洋岸の森林の代表。
樹高は8~12m、花期は9月から10月。
ポルトガルの植民地化の際乱伐された。
以前は、この木は染料の製造に使用された。
現在はバイオリンの弓の製作に使われる。


  前田註:
  バイオリンの弓の場合は他の「偽物のパウ・ブラジル」と区別するために「ペルナンブコ」と呼ばれることもある。
  パウ・ブラジルについては下記をご参照ください。:
パウ・ブラジルの見分け方 クリックでページが開きます。   



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