二枚の畑、1,300㎡に、絶滅危惧種であるケラマツツジ、ハヤトミツバツツジなど 1,000本を育てています。2000年から各品種とも実生と挿木によって増殖に努めており、ケラマツツジは植え付け40年後の庭木育成を目指しています。
第1圃場:1,000㎡/ 2008年8月
第2圃場:300㎡/2008年8月
2007年の開花状況
2009年5月23日の開花状況
ケラマツツジは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種Ⅱ類(No.1275)に指定されている稀少な植物です。
■ 和 名:ケラマツツジ(学名:Rhododendron scabrum G.Don)
■ 科 名:ツツジ科
■ 分 布:奄美大島、沖永良部島、加計呂麻島、沖縄島、渡嘉敷島、座間味島(琉球列島の固有種)
■ 特 徴:高さ1~2mの常緑低木(生育環境によっては7~8mになる)。赤朱色の大きな花を咲かせる。開花時期は3~6月頃。
■ 補足説明: ・ 学名については、属名はラテン語のrhodo(バラ)+dendron(樹)、種小名はscabru=粗い、ざらざらしたの意味。ザラザラした葉を持つバラの樹の意味か。・ 和名の由来は、自生地の慶良間(ケラマ)諸島にちなむ。・ 園芸用の採集やダムの建設による水没等で個体数が減少している。 (以上、沖縄海洋博公園ホームページより一部引用)
ハヤトミツバツツジは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種ⅠA類(No.209)に指定されており、鹿児島県地方ではイワツツジとも呼ばれています。
■ 和 名:ハヤトミツバツツジ(学名:Rhododendron dilatatum var. satsumense )
■ 科 名:ツツジ科
■ 分 布:鹿児島県姶良地方の溶岩質の岩場を主体に生育していたが、園芸用の採取などで山野ではほぼ絶滅し、民家の庭木や養殖の形態で残っている。
■ 特 徴:高さ1~2mの半落葉低木(生育環境によっては4~5mになる)。照葉、花は紫を帯びたピンク。2月末から3月に開花。
■ 補足説明: ・ 学名については、属名はラテン語のrhodo(バラ)+dendron(樹)、種小名は dilatatum=広い葉の意味。薩摩地方の広い葉を持つバラの樹の意味か。和名の由来は、自生地の隼人地方にちなむ。 (以上、前田説)
夢に挑戦・・・、そして感動を!
16 年前
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