巨大ボンタンが初めてなりました。2000年の春、加治木町の実家の屋敷近くに生えていた20cm位の苗を3本持ち帰り、3年目の3回目の接ぎ木が3本とも成功してツツジ畑の一角に移植しました。2本は2年目に病気で枯れ死、残ったこの1本も接ぎ木部から上は枯れたのですが、根元から蘖(ひこばえ)が出て成長しました。放置していたところ、3年位前から花は咲くのですが実は成りませんでした。「今年実がならなかったら切り倒そう」と思っていたところ、巨大な実がなりました。重さは大きい方が1,670g、小さい方が950gです。この木、私の心を読んだようです。
ボンタンは接ぎ木をしなくても実がなるのです。又、自家受粉せず、八朔など、他のミカンの花粉が付くといいようです。今回は蜂にお世話になったようです。
今日ちぎりました。種子は大事にして、ほしい方にさしあげます。播種して、早ければ6~7年で実がなると思います。普通のミカンは15年くらいかかります。
木の下部の左右に実がなっています
(写真は拡大可):
<2012年1月21日追記>
2個とも保存熟成の後、自家消費しました。驚いたことに、小さい方は内皮がピンク、大きい方は白でした。大きい方だけ種子を保存しました。約100粒あります。
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