前田農園のブラジレイラ達の2013年4月19日の様子です。無事に冬を越せて一安心です。
(写真はクリックで拡大可)
和田イペーアマレーロ(2009年12月14日播種)
耐寒性が向上して冬場の寒傷みなし。昨年は2月3日の異常寒波で蕾が傷み、開花なし。
和田イペーロッショ
冬場の枯れ下がりなし。落葉しないものもある。頂点から新芽が出た。
右端列:風車小屋ロッショ:寒傷みなし。落葉しないものもある。
その左の列:イペー・ウンベラータ:寒傷みなし。
佐々木ロッショ:2012年2月の寒波で枯れた木の根元で切断、夏に新芽が伸び始めた。
2011年12月に1.5mで開花したもの。
アメリカ在住の方の情報:
YouTube を見るとアメリカでも最近は、Tabebuia tree としていろいろな人達がこの美しい花木を紹介するようになりました。
黄花のタベブイアの代表種として:
(1)タベブイア・クリソトリカ(Tabebuia
chrysotricha、コガネノウゼン) 耐寒性がある。
(2)タベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata) ブラジル南東部の
Serra do Mar 山脈の30m~400m の低山に分布し、耐寒性に優れている。他の黄花のタベブイアに比べて遅咲き。
(3)タベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha、キバナノウゼン) 中米~南米北部に分布しベネズエラの国樹。
(4)タベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii、スペイン語名:プリマヴェーラ Primavera)
メキシコ~中米(特に北緯13度~17度)に分布。別の資料ではメキシコ~南米北西部に分布。
(5)タベブイア・アウレア(Tabebuia
aurea、ギンヨウノウゼン)アルゼンチン北部、パラグアイ、ブラジル・パンタナール地方に分布。葉は他のタベブイアに比べて細長く夾竹桃のような形状で、白みがかった緑。
ピンクのタベブイアの代表種として:
(1)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)
メキシコ~アルゼンチン北部にかけて広範囲に分布。花付きのいいものは房状に咲くので見ばえがする。花の喉元が黄色(個体によって濃淡がある)で、変化に富んだ色彩。
(2)タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン)
メキシコ南部~南米北部に分布。エルサルバドルの国花。花は淡いピンクで皺が多い。喉元が白っぽくて、その奥が淡い黄色。
(3)タベブイア・ヘプタフィラ(Tabebuia heptaphylla)
南米のパラナ川とパラグアイ川の流域(パラグアイ、アルゼンチン北東部)とブラジル南部に分布し、ピンクのタベブイアでは耐寒性に優れている。アルゼンチンのブエノスアイレスに咲いているピンクのタベブイアに多い。
などです。
和田パラナ松・1代目、快調
和田カシア(左)とパタデワッカ(右・ピンク、落葉せず)
薗田パウブラジル:今年は枯れ下がりなし。今から伸びる。
池田ジャカランダ:枯れ下がりなし。
ついでに前田宅の庭のイペー:樹高8m、根本直径20cm。3段分枝の花付きあり(4月17日撮影)
1 件のコメント:
前田さん
お庭のイッペー見事ですね さいとう
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