5日目からは、昼の温度を10日間くらいかけて徐々に上げて30~35℃、夜は10℃に管理する予定です。昼の温度管理は日照の度合いに合わせてハウスのビニールの開閉操作で行いますが、夜の温度は外気温度の影響を避けられません。保温に努めるだけですが、当面は10℃前後に保てると思います。ピンチになれば鉄道レールのポイント切り替え部凍結防止用のランプが出動します。
特設ハウスの構造は1.5坪、高さ1.5mで、厚手の透明ビニール、5㎜目のブルーの寒冷紗、夜はこれに厚手のシルバーシートをかけます。地面は表面に撒いたモミガラ5cmの上を黒ビニールでカバーして、夜間は個々の苗に4リッターのウィスキー用ペットボトルを被せます(数ヶ月かかって私が飲んだボトル5本)。
従って、夜間は苗木の上部(幹の部分)が4層、根元は6層で保護されることになります。気温が下がったために苗が活着しなかったと言うことはまずないと思います。
管理状況の動画です(11月18日撮影):苗達にブラジル国歌を聞かせました。
イペー苗の輸送日程
11月8日梱包
9日クリチーバ市発
12日大阪発
13日21時霧島市着
14日定植
ハウス設計施工:前田農園
工期:2日間
総工費:5.1万円
総工費の内訳(円)
ビニールシート :15,000
シルバーシート :10,000
建屋材料 :10,000
防虫ネット :5,000
黒ビニール他 :1,000
設計・労務費 :10,000
合計 :51,000
植えた苗:
①Tabebuia avellanadae ややアナン気味、親木の樹形良
②同上
③Handroanthus (albus か chrysotricha のいずれか) 鎌倉の小出さんにも1本送付
④同上
⑤Ipe roxo anao
上記の苗達の写真(11月18日午後撮影):写真は全てクリックで拡大可
①
②
③
④
⑤
発送前
届いた苗(植物検疫を受けた)
植付け直後のメモ
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1 件のコメント:
前田さん 頑張りますね。完璧な育苗体制を作り上げましたね。これなら鹿児島の冬も楽に越せるでしょう。来春が来るのが楽しみです。頑張って下さい。応援しています。
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