自己紹介

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霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

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2016年12月17日土曜日

イペー:タベブイア・アルバの発芽状況

  2016年12月2日に播種したタベブイア・アルバ「JS121117-2」の12月17日の様子を動画でご紹介します。15日間の室内管理で立派に成長しました。

2016年12月16日金曜日

霧島の雪景色 その2

 今日も霧島を歩きました。昨夜の少しばかりの降雪が木々に付着して昨日の樹氷風景とは違った姿になっていました。晴天でしたが、気温はぐっと下がって零下4℃くらいで、雪が溶ける気配はありません。2日連続で美しい風景を見ました。(写真はクリックで拡大します
白紫池からの白鳥山頂上
白紫池からの 韓国岳

 えびの展望台からの韓国岳・左端に硫黄山の噴気、半径1Km立ち入り禁止










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2016年12月15日木曜日

霧島の雪景色

 今日も霧島の韓国岳の麓を歩きました。池巡りコースの標高1,300m付近で素晴らしい霧氷を見ました。7月21日からほぼ毎日頑張ったご褒美に思えました。
 一昨日から硫黄山の微振動が激しくなり、地盤の変化もみられるとのことで、半径1Km以内は立入り禁止になり、歩行ルートを変えざるを得なくなりました。(写真はクリックで拡大します)
白紫池
 白紫池
韓国岳
 硫黄山の噴気 :急激に激しくなってきた

2016年12月5日月曜日

耐寒性最強のイペー探索:2016

 2000年から、約60種類のイペーを試験栽培して、日本全国に展開できるイペーの開発に努めています。今年も終りが近づきましたので現在の最優秀品種を記録します。
 耐寒性に関しては、クリチーバ市(標高930m)産の タベブイア・アルバ(T.alba・ロットNo.「121117」)がダントツです。タベブイア・アルバという樹種の中でも、個体間で耐寒性など、その性質に大きな差があります。
 2016年春のクリチーバ市は天候不順で、街路樹のイペー達がバラバラと咲き始めたものの、殆どの蕾が開花しないまま枯れてしまいましたが、この親木だけは見事に満開したとのことです。
 前田農園で、その木の種子を2012年11月に播種したものが約20本樹高約3mに育っています。花蕾が1個だけ昨冬の零下9.1℃に耐えて春に膨らみ始めたのですが、幼樹のためかアボートしました(最後の写真:詳細は次を参照・http://kirishiman.blogspot.jp/2016/04/blog-post_12.html)。
 昨年暮に播種したサンジョアキン市産やポルトアレグレ市産のT.albaの中からこれを抜く樹種が出るかどうかを見守っています。
 以下は「JS121117」の親木の写真です。

 


 
前田農園で2016年4月撮影・零下9.1℃に耐えた蕾


2016年12月1日木曜日

タベブイア・アルバの挿し根の銀葉化

 今年の4月18日に挿し根をした12本のイペー、タベブイア・アルバ「JS121117」が全て半年で銀葉化しました。東京都の神代植物公園殿にお届けした2本の苗の不要根を挿したもので、来春すべてを常総市にお届けする予定です。樹高は約1mで、下から3段目以上の葉が全て銀葉化しています。
 播種からの生育では、銀葉化は大半が2年目から始まり、2年目では全部が銀葉化し終わらないようです。
 銀葉化は木の成熟度合を示すと考えられますので、挿し根の場合は開花時期が格段に(播種に比べて2年程度)早まると考えられます。挿し木の場合に関しては未確認です。

 上のイペーをお届けする予定の常総市の4月の「日最低気温」の記録で
す。