自己紹介

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霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

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2018年10月28日日曜日

南大隅町の雄川の滝と西郷さん宿泊の家探訪

 2018年10月26~27日、友人と家内と3人で一泊の旅をしました。 NHKの大河ドラマ「せごどん」のタイトル画面に登場する見事な滝を観ました。写真撮影は逆光のため大変苦労しました。朝一番か、夕刻が写真撮影にはよいと思います。
  滝を訪問した後、西郷さんが投宿された宿を見学しました。今回は部屋の内部まで見ることができました。

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 西郷さん投宿の宿 
  西郷さんが猟や釣りのため、頻繁に長期間、何回も投宿された宿の内部。ここに投宿中に鹿児島の私学校の生徒たちが弾薬庫を襲い、西郷さんに「チョッしもた」と言わせて西南戦争が始まった。
  

  西郷さんの猟銃を、おつきの者が手入中に暴発し神棚に穴をあけた。暴発させた本人は腹を切ってお詫びをすると言ったが、西郷さんは「腹を切ったら痛かろう」と言われて一見落着したという。
 
 
 以前訪問した際の記録:
 西郷さんが入浴されたという石風呂を、2017年6月19日に南大隅町まで2時間かけて見に行きました。風呂の大きさは拙宅のものとほぼ同じです。





帰り際にイペーの木を発見しました


 大隅半島の南に位置する南大隅町の根占を流れる雄川の下流、右側に海に面した「町」地区がある。昔は港町として繁盛していただろうと思わせる町並みがある。いまは何もない空き地の奥にポツリと小さな石風呂が座っている。中に「西郷翁浴槽」と書かれた石柱が入れてある。大きな体の人がこんな小さな風呂にはいれたものか、と思うが意外とゆっくりと入っていたらしい。
 以前、さつま町の山奥の民家で、まだ石風呂を使っている家に行ったことがあったが、主と孫がゆったりと風呂に入っていた。昔は風呂を持つ家が少なく、「もらい風呂」と知り合いの家が沸かしたときには近所の人は入りに来ていた。一晩に数十人も入り、入った人たちは座敷でお茶を飲みながら世間話をしていたという。
 西郷さんは当時,肝属郡小根占村 ( 現在の南大隅町根占 ) まちの平瀬十助の宿を定宿として、毎日狩りを楽しんでいた。
猟の時には帆木綿のゴツゴツした狩衣に藁草履をはいて小さなナタを腰にさして出かけていた。獲物は自分では食べずに、村人に分け与えていたのだそうだ。食べるよりも山野を駆け巡るのが楽しみだったのだろう。
 明治十年二月一日早朝、六挺櫓仕立ての早船で鹿児島から末の弟西郷小兵衛がやってきた。「私学校の生徒たちが草牟田の火薬庫に押しかけ火薬、銃弾を奪った」と報告した。西郷は「しまった」と言い「お前たちはそんなことをして」と激しく怒鳴りつけたそうだ。
 3日に西郷は鹿児島に出発、それが西南の役の始まりとなった。その顛末(てんまつ)を語るがごとく、石風呂は座っている。
石風呂は語る
 
西郷さんが入った石風呂
西郷さんが入った石風呂(南大隅町)

​以前のブログの転載:

2017年6月14日水曜日

 西郷隆盛と石風呂
 来年のNHKの大河ドラマは西郷隆盛です。霧島市は西郷さんとのご縁が深く、今年の11月までに記念公園などの施設を造るとのことです。
 今日、霧島市長と面談させて頂きましたが、話の成り行きで前田家に伝わる石風呂を西郷記念施設に寄贈させて頂くことになりました。西郷さんも石風呂に入ったという記録があります。大きな凝灰岩をくり抜いて作ってあります。
 
  焚き口の釜が無いので直径26cmの木栓をして、お湯は台所から引きました。この後、私も入りました。凝灰岩は断熱効果大でお湯の温度が下がりにくいです。
 アルミ板に印刷した「永久保存版」の写真のため見にくくてすみません。
   
  霧島市「せごどんの村」オープニングイベントの風景

 
 
 
 
 
 
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2018年10月21日日曜日

「猿のこしかけ」の粉砕方法

 直径約30cmの大きな「猿のこしかけ」を頂きました。まだ少々柔らか味が残っていたので、竹なたと中ハンマーでたたき割り、剪定ばさみで根気よく小さく切りました。作業時間は2回に分けて2時間です。完全に乾燥すると硬くて粉砕に大変苦労します。ここまでくればあとは粉砕機なりが使えます。今回はこのまま煎じて使うつもりです。
 
粉砕に使った道具
 
漢方の薬の事典:鈴木洋著では「梅寄生」として記載されています。

/さるのこしかけ(猿の腰掛け)

梅寄生(ばいきせい) 別名:サルノコシカケ

日本各地および北半球に広く分布し,おもにブナ,カシなど広葉樹の生木や枯木に寄生するサルノコシカケ科の担子菌類,コフキサルノコシカケElfvingia applanataなどの子実体を用いる。樹幹から直接に傘だけの子実体をつけ,表面に薄くココアの粉のように胞子がついているため,「粉吹き猿の腰掛け」という名がある。梅寄生はウメの幹に寄生するサルノコシカケという意味で珍重されているが,現在では寄生樹に関係なく梅寄生という名で市販されている.サルノコシカケ科には薬用にされるものが多く,マツホド(尖塔),チョレイマイタケ(猪答),マンネンタケ(霊芝),カワラタケ(PSK),メシマコブ(桑黄),ライガン(雷丸),エブリコなどがある。またサルノコシカケ科の菌類にはコフキサルノコシカケ抗癌作用があると注目されており,カワラタケの熱水抽出物であるタンパク多糖体PSK(クレスチン®)は癌免疫療法薬として応用されている.コフキサルノコシカケの子実体にはエルゴステロール,ジヒドロエルゴステロール,ユビキノンなどが含まれ、煎液やそれに含まれる多糖類混合物に抗腫瘍活性が認められている.サルノコシカケは日本の民間薬であり,かつては解熱薬心臓病や半身不随の治療薬として用いられていたが,近年では専ら抗癌薬としてよく知られている.一般に1日量約20gを煎じて服用する.かつて日本の生薬市場ではコフキサルノコシカケのうち,断面が赤黒いものを梅寄生,白いものを桑寄生と呼んで区別していたこともある。