2017年10月19日木曜日

Ipe Palmasola と Ipe São Joaquim  の生育状況

  2017年10月19日の様子です。イペーPalmasola 87本の中の約半数とイペーSão Joaquim 193本の中の数本に着蕾しています。イペーPalmasola は今後も発雷しますので全部が着蕾するかもしれません。イペーSão Joaquim はこの圃場以外に、種類が異なる2種類が生育しています。

[English]
Following is a state of growth of Ipe Palmasola and Ipe São Joaquim on October 19, 2017 . Approximately half of the 87 pieces of Ipe Palmasola and several pieces of 193 pieces of Ipe São Joaquim are budding.  Budding will continue , so I guess that all of Ipe Palmasola may bud. In addition to this field, Ipe São Joaquim is growing in two different kinds.
[Portugues]
A seguir está um estado de crescimento de Ipe Palmasola e Ipe São Joaquim em 19 de outubro de 2017. Aproximadamente metade dos 87 pedaços de Ipe Palma Sola e vários pedaços de 193 peças de Ipe São Joaquim estão buds ocorrendo . Bud e continuará, então eu acho que todo o Ipe Palmasola pode  buds. Além desse campo, Ipe São Joaquim está crescendo em dois tipos diferentes.

     写真は全てクリックで拡大し、明瞭にみられます(Please crick photo.s)

 

2017年9月24日日曜日

ミヤマキリシマ「霧島桜」と「由布錦」の挿し木

 さいたま市の弟が挿していた霧島桜をもらって帰りました。活着率は100%で、15本あります。チチブベニドウダンが1本同居しています。これは活着率が極めて悪く、30本くらい挿した中で、1本だけ活着しています。
   霧島桜に関して公開したくない事件がありました。自分で管理していた霧島桜を全滅させてしまったのです。海外登山に出掛けていた2006年7月の約10日間で畑の霧島桜数十本の大半を枯らし(寒冷紗で日陰を作ったのが密封状態になり過熱)、数本生き残ったのですが、これも畑での管理不足(雑草に負けるという不注意)で2年前に枯らして全滅しました。鉢植えは不安定で(管理が大変)、畑のほうが安全だという認識でした。管理が悪ければどちらもダメです。
 北海道の友人が1本、さいたま市の弟が1本守っていてくれました。霧島桜は私が実生から選抜した極めて珍しい樹種で、霧島市発足を記念して命名したものです。今回弟のおかげで15本が戻りましたので、大事にします。美人薄命で、樹勢がやや弱いようです。
  霧島桜については下記参照:
    http://kirishiman.blogspot.jp/search?q=%E9%9C%A7%E5%B3%B6%E6%A1%9C

 挿し木の方法ですが、葉をなるべく全部(頂端だけは残す、葉の半分だけもあり)カットしたほうが、活着率は高まります。霧島桜を挿した弟は時期もよかったので、自信があったのか葉をカットしていません。この場合、活着しても新葉の展開が遅いです。
 1枚下の写真は1本1万6千円で買った由布錦を私が挿したものです。6月で時期的にやや遅く、又、挿し木に対してどの程度強いのか判らないので、やや大きめにカットしました。結果的に挿し木には結構強くて、巨大な1本を除いて全て活着しました。最小は1cmです。枝分かれしているものは、来春カットして全て挿し木にします。1万6千円×2本分を少しでも回収します。
   用土は弟のものが正式です。硬質細粒鹿沼を2mmの網で篩ってミジン抜きをしています。

 ついでに最近行なった「由布錦」の挿し木の様子も記録します。
  
写真はクリックで拡大してクリアーになります(9月24日撮影)
 
10月6日充分に発根したので同じトレー内に植え替え(10月7日撮影)
 

6月に挿した由布錦:葉をすべてカットして挿した、20本。
 
    9月27日、由布錦の挿し木を更に16本行いました。挿し穂の最小は1cmです。
 
9月29日に4本追加⑰、⑱、⑲、⑳

10月2日に更に4本追加(㉑、㉒、㉓、㉔は5mm、写真で確認できない。

 
 
 
 




2017年9月19日火曜日

イペー・池前アルバの種子の検疫済記録

 種子の輸入に関しては法律に基づいた厳しい検疫規定があり、必ず守らなくてはいけません。
下記はイペー「池前アルバ」の種子の検疫証明です。今回は自動的に平成28年11月28日に横浜植物防疫所で検疫を受けています。検疫を受けない状態で受取った場合は必ず未開封のまま、植物防疫所に持ち込み、検疫を受けます。開封したら、検疫を受けられない規則になっています。
 

  2016年12月2日に上記の種子を受け取り、即刻播種しました。標示はタベブイア・アルバ「JS121117-2」としました。同じ親木の先輩イペーを2012年に播種して、これが抜群に強烈な耐寒性を示したので、その耐寒性の限界を確認する目的で国内各地で試験栽培中です。
  「池前アルバ」と表示するようになったのは2017年の春からです。「池前アルバ」は現在商標登録申請中で、将来品種登録を考えています。
  下は2016年12月17日の播種直後の様子の動画です。15日間の室内管理で立派に成長しています。
 

2017年9月13日水曜日

イペー・アマレーロ「池前アルバ」の生育状況:2017年9月13日

 2016年12月播種を主体に、挿し木や伏せ根で増殖した第3圃場の池前アルバ126本の生育状況です。これ以外に第1圃場に約10本が生育しています。現在までに試験栽培した65種類の中でダントツに耐寒性が強く、零下9.1℃に花蕾が耐えた樹種です。先輩が柳井市と当園で多数開花しています。樹形、花の美しさも文句がありませんが、これを凌ぐ樹種を探して試験栽培を継続中です。
1)2016年12月播種:その① 40本(1~1.2m)

2)2016年12月播種:その② 50本(1.5m、その①より移植が早いので、成長が早い)

3)昨年春に伏せ根して不調だったものと今春伏せ根混成グループ:23本(0.5~1.2m)
  伏せ根は葉裏が白くなるのが早い。開花も早いと思われる。低位分枝も目立つ(成長が遅かったためかも)。と書いた後で写真を見て現場を再確認したら1本着蕾しているのを確認した。昨春伏せ根して不調で移植できなかった生き残り。

4)春に伏せ根:13本(0.3~1.5m)

2017年9月1日金曜日

樹木の寸法の測定方法


樹木寸法の測定方法(大和不動産鑑定株式会社HPより引用)

   種々調べたのですが、これという決定的な「標準」は決められていないようです。
    以下引用です:
測定方法は、図示のとおりです。
根廻りの測定では、巻尺で地際を測定。
胸高直径の測定では、地上1.20mの位置で輪尺をもって測定します。(傾斜地の場合は、山側の地際から1.20mの位置で測定とします。)樹高の測定では、地際より梢頭[こずえの先]までの全長を測定。(傾斜地では山側の地際から測定します。)枝張りの測定では、樹冠幅[樹木の枝や葉が茂っている部位]の平均を測定。


長を測定。(傾斜地では山側の地際から測定します。)枝張りの測定では、樹冠幅[樹木の枝や葉が茂っている部位]の平均を測定。


測定方法










2017年8月21日月曜日

ミヤマキリシマの石付け

 極めて不熱心ですが、5年前からミヤマキリシマの石付けをトライしています。土台は軽石です。植え付けたほとんどの苗が枯れます。もちろんケト土を使い、しっかり養生しました。軽石は山の工事現場で地中から出たものを拾ったもので、やっと貫禄が出て来ました。来春、思いっきり沢山の苗を植え付けようと思い苗を育成中です。

来春は開花しそうです。

2017年8月3日木曜日

2017年のイペー・ヴェルディの開花

 イペー・ヴェルディが3年連続で開花しました。零下9.1℃に見舞われた2016年はかなり遅いですが、この樹種は8月初旬に開花するようで、東京オリンピックの開催予定時期(7月24日~8月9日)にドンピシャリです。2012年8月に播種したものです。
 2015年の冬の零下9.1℃を、根元まで枯れ下がりながらひこばえで復活してその年にも見事に開花した勇士です。イペーの仲間ではアマレーロの次に耐寒性が強い樹種ですが、初夏(6月~7月初旬)に着蕾して8月初旬に開花するので冬に枯れ下がっても花が見られます。アマレーロは秋までに着蕾しますので、冬に枯れ下がると開花しません。
   開花状況
蕾の数は一房に20~30個
樹高約1m                                            

 2016年の開花の様子:
 2015年の開花の様子:

2017年7月24日月曜日

モリンガの生命力と根の活用

 昨年春からモリンガを栽培して、葉や小枝を粉末にして利用しています。越冬のため秋に畑の全てのモリンガを地際で切断してビニールシートでカバーしました。大半が無事越冬して、春に発芽して順調に生育しています。発芽しないものが4本あったので、掘りあげてみたら根が柔らかくて利用できそうでした。早速柔らかい部分のみ切断し、皮をむいてスライスして乾燥し、粉末にしました。インドではカレーに入れるそうです。
 捨てた硬い根に新芽が出ていましたので、畑に植えることにしました。太い2本は発芽していませんが、たぶん発芽すると思います。
粉末


畑のモリンガ(越冬2年目)

2017年7月15日土曜日

盆栽用刃物

 愛用の盆栽用刃物です。ナイフだけは使用前に必ず研ぎます。鋏類は通常は研がなくてもよい構造になっています。ドイツから入った技術のようです。ゾーリンゲンの刃物は有名です。日本刀の技術を持つ日本の刃物も世界有数です。
 ①は盆栽用というよりも、畑のケラマツツジのひこばえ切断用です。最も使用頻度が高いのは⑨の細枝切鋏です。刃は鋼ですが、本体はステンレスです。小さな葉や芽もカットできます。



2017年7月14日金曜日

イペーのひこばえ

 イペーのひこばえ2例です。樹種は2例とも風車小屋ロッショで、7月14日撮影です。
 その1
 昨年6月初旬、移植の可能性が出てきたので畑の樹高3.5mもの1本の根廻しをした。時期が遅すぎて発芽せず、今年の春先にかけて根元まで枯れ下がった。窮余の一策で1ヶ月前に地際で切断したら発芽した。切断面のカルスから発芽している。
その2
 昨年6月初旬、お隣さんの庭に2年前に植えた樹高2mの風車小屋ロッショが不調だったので新しい風車小屋ロッショに植え替えた。不調の原因はコガネムシの幼虫が根を食い荒らしていた。畑で養生したら、見事に生き返った。
  下の写真説明:
 植え替えた樹高3mのイペーは時期が遅かったので発芽せず、今年の春先にかけて根元まで枯れ下がった。窮余の一策で2ヶ月前に地際で切断したら発芽した。胴吹きである。
  あと5cm下で切断していたら、切断面にカルスを形成してそこから発芽した可能性がある。


2017年7月10日月曜日

由布錦の挿し木・第2弾

 今日、ミヤマキリシマ「由布錦」の2本目が到着しました。今回は1,3150円でした。挿し木で増殖するつもりです。親木(本体)より大きな挿し穂を1本取りました。全部で約30本挿しました。やや時期が遅いのですが、ウデの見せどころです。
 由布錦は長崎県のミヤマガーデン様が作出された、矮性で花が美しく、小葉、照葉で大変優れた品種です。なぜか絶滅しかかりましたが、ミヤマガーデン様のご努力で復活する可能性が出てきました。復活を全力で応援致します。
 1回目の挿し木は最小直径約0.5mmでほぼ全部活着して10本が育っています。今回は最大直径約8mmです。
    由布錦の挿し木第1弾はここをクリック 
 
 本体(親木)より大きな挿し木(巾19cm、高さ8cm) 写真はクリックで拡大





2017年7月5日水曜日

イペーの挿し木の活着不良

 今回、特に眼についたのが根腐れ問題です。100本以上挿して30本位このスタイルで枯れました。上部より先に根が腐ってしまいます。通常の挿し木は上部が萎れて全体が枯れ死します。挿し床を殺菌すればよいのでしょうか。挿し穂は今年の芽です。前年枝の場合は活着の確率が高いです。又、伏せ根の活着の確率はもっと高いです(100%近い)。
   今現在の結論:日本の落葉樹と同様に、前年枝以前の枝の春先の発芽直前の挿し穂でないと活着率が極めて悪いように思われる。
  下の巨大な挿し木は、昨年8月3日に切断して畑の藪に廃棄していたものが10月28日に生きていそうなので畑で挿し木したものです。7日前にこのトレーに移植しました。昨年は全く発芽しなかったものが、今年の4月に発芽しました。死んだふりして、昨冬の零下5.4℃を耐えたのです。まだ発根していません。

2017年6月30日金曜日

ツツジの挿し木の自己最小記録:由布錦

 ミヤマキリシマの挿し木の自分の最少記録です。直径0.5mm、樹高4mmです。昨夕、深挿しになっていたものを、発根を確認の上正常に植え替えました。
 最小記録の実現には理由があります。親木は4月15日に16,150円で購入した由布錦で、樹高は12cmです。これを挿し木で増やして販売して購入代金を補填したいのです。勿論、開花を確認して樹種の特徴を受け継いだものを対象にします。挿し木は約2週間でこの状態になりました。いわゆる「梅雨挿し」です。うまくいけば、今回の挿し木に着蕾して来春開花もあり得ますが、どうでしょうか。



親木の6月30日の姿
親木の4月19日購入時の姿

2017年6月29日木曜日

タベブイアアルバの着蕾を確認

 友人の井上さんからタベブイアアルバに蕾らしいものがあるとの連絡があり、見に行きました(下記写真)。自分の畑のアルバを全部確認したところ同様のものが多数あり、蕾と判断しました。着蕾を確認した樹種はSC131209-白(播種3.5年目、昨年初開花)、SC131207-白(2014年5月播種、初着蕾)、サンジョアキン-1、サンジョアキン-2(各播種3.5年目で初着蕾)、サンジョアキン-5(播種1.5年目で初着蕾3個 樹高1.7m、3分枝)で、全て10~20本の中の1本だけです。今後、着蕾する木が増えると思われます。

井上さん宅のアルバ(播種3.5年目)




SC131209-白(クリチーバ・サンタカンジダ)
SC131207-白(2014年5月播種 サンタカンジダ)蕾が一番進んでいる

SJ-5(2015年12月播種・サンジョアキン)

2017年6月14日水曜日

西郷隆盛と石風呂

 来年のNHKの大河ドラマは西郷隆盛です。霧島市は西郷さんとのご縁が深く、今年の11月までに記念公園などの施設を造るとのことです。
 今日、霧島市長と面談させて頂きましたが、話の成り行きで前田家に伝わる石風呂を西郷記念施設に寄贈させて頂くことになりました。西郷さんも石風呂に入ったという記録があります。大きな凝灰岩をくり抜いて作ってあります。
 
  焚き口の釜が無いので直径26cmの木栓をして、お湯は台所から引きました。この後、私も入りました。凝灰岩は断熱効果大でお湯の温度が下がりにくいです。
 アルミ板に印刷した「永久保存版」の写真のため見にくくてすみません。
    追記:西郷さんが入浴されたという石風呂を、6月19日に南大隅町まで2時間かけて見に行きました。風呂の大きさは拙宅のものとほぼ同じです。







帰り際にイペーの木を発見しました

 大隅半島の南に位置する南大隅町の根占を流れる雄川の下流、右側に海に面した「町」地区がある。昔は港町として繁盛していただろうと思わせる町並みがある。いまは何もない空き地の奥にポツリと小さな石風呂が座っている。中に「西郷翁浴槽」と書かれた石柱が入れてある。大きな体の人がこんな小さな風呂にはいれたものか、と思うが意外とゆっくりと入っていたらしい。
 以前、さつま町の山奥の民家で、まだ石風呂を使っている家に行ったことがあったが、主と孫がゆったりと風呂に入っていた。昔は風呂を持つ家が少なく、「もらい風呂」と知り合いの家が沸かしたときには近所の人は入りに来ていた。一晩に数十人も入り、入った人たちは座敷でお茶を飲みながら世間話をしていたという。
 西郷さんは当時,肝属郡小根占村 ( 現在の南大隅町根占 ) まちの平瀬十助の宿を定宿として、毎日狩りを楽しんでいた。
猟の時には帆木綿のゴツゴツした狩衣に藁草履をはいて小さなナタを腰にさして出かけていた。獲物は自分では食べずに、村人に分け与えていたのだそうだ。食べるよりも山野を駆け巡るのが楽しみだったのだろう。
 明治十年二月一日早朝、六挺櫓仕立ての早船で鹿児島から末の弟西郷小兵衛がやってきた。「私学校の生徒たちが草牟田の火薬庫に押しかけ火薬、銃弾を奪った」と報告した。西郷は「しまった」と言い「お前たちはそんなことをして」と激しく怒鳴りつけたそうだ。
 3日に西郷は鹿児島に出発、それが西南の役の始まりとなった。その顛末(てんまつ)を語るがごとく、石風呂は座っている。
石風呂は語る
 
西郷さんが入った石風呂
西郷さんが入った石風呂(南大隅町)