2012年6月2日土曜日

チベット・梅里雪山と神瀑の旅

    5月20日から30日まで、中国のチベット地区を訪問しました。快晴と良い仲間に恵まれたすばらしい旅でした。 旅の主な目的は、雲南省の梅里雪山の写真を撮ることでしたが、下の写真(左クリックで拡大)を撮ることができました。
    今回で、海外の高山や僻地を訪ねる旅は15回目になりましたが、すべての旅で最大の目的にした場所で快晴に恵まれ、素晴らしい写真や動画を撮影できました。自分では奇蹟だと思い始めています。

    梅里雪山(6,740m)は、未踏峰です。1991年に、京都大学山岳会が登頂を試みたのですが現地の参加者6名を含む17名の登山隊全員が雪崩で遭難し、現在まで16人の遺体が収容され、一人が発見されていません。登山隊全員が遭難することは極めてまれなことです。
 現地では聖山とされ、登ってはいけない山とされています。遭難のあと、同じ山岳会が三回目の遠征隊をだし、登頂を試みたのですがこれも失敗に終わっています。
 降雪量が極めて多いため、奄美大島とほぼ同じ北緯28度にありながら、氷河があるのです。遭難者の遺体は50年から100年後に氷河末端に出てくるだろうと思われていたのですが、
なんと6年後から氷河表面に出始めました。
 聖山ですから、チベットの方々は収穫作業を終えた秋に、この山を周回する300Kmの巡礼路を命がけで歩きます。一周して過去の過ちだけでなく、将来犯すであろう過ちまで懺悔するのだそうです。従って、将来過ちをおかしても懺悔が済んでいるので罰はあたらないとのことです。
 この付近の日本人の一人歩きは命の危険があるようです。私は最奥の雨萌(ユイポン)村の宿泊所でビール2本(30元)を買い、売り子の娘さんにおつりの10元(140円)を頂けない被害にあっただけですみました。この数年で民情は急速に変化しているようです。

  1966年から1977年までの「文化大革命」でチベット地域を制圧した中国は、相変わらずその地域の強烈な監視体制を維持しており、旧チベット都市のシャングリラでは軍隊10数名による示威的な定期的道路行進が行われていました。旧チベット都市では必ず見かける光景です。破壊されたチベット仏教寺院の松賛林寺は100億円以上の巨費を投じての再建途上でした。この巨費を投じての寺院修復工事も中国のチベット地区では、どこでも見かける風景です。



           梅里雪山(6,740m)                                        2012年5月28日撮影
     

           チベットの正しい歩き方  (安東浩正氏撮影:西当村からナゾヤ峠へ)                           




旅行全行程の動画:上映時間:約47分




写真の「youtube版」は下記です。 上映時間は約14分です。
全画面拡大も可能です。
(コマーシャルは「×」印でカット可能)






   写真の「フォト蔵版」のスライドショウ(142枚):上の「youtube」がご覧いただけない環境の方向けです。 下記URLをクリックしてください。画質は「youtube」よりかなり良いです。  
     http://photozou.jp/photo/slideshow/134993/6668174



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