第4報:
初めて芽に話しかけてみました。
「Voce・・ dar um jeito no Japão!」 芽が答えました。
「Eu isto entendo Sr.・・・」 腰が抜けるくらいビックリしました。
ボツボツ日本語を教えます。
上記のやりとりの日本語訳:
「君・・、日本で生きる道はあるからな!」 「判ってますヨ、ダンナ・・・」 註・「dar um jeito」 は苦節に耐えてブラジルを開拓した 人々の、「なんとかなる」 という合言葉です。 写真は全て拡大可:
第3報から4日後の状況、本葉が伸びた。奥から、和田イペー、和田ロッショ、佐々木ロッショ。昨日、二つの和田トレーの発芽していない種子をすべて掘り起こし、生きているものの薄皮をはいで、再度植えた。各トレー、4~5本は助かりそうだ。種子を逆向きに植えたものがあり、発芽不良の一因。現在、和田アマレーロ30本、和田ロッショ20本、佐々木ロッショ5本発芽。
和田アマレーロ。
Tabebuia chrysotricha
和田アマレーロの本葉。産毛がある。ロッショには産毛がない。驚きだ。
和田ロッショ。
Tabebuia impetiginosa
和田ロッショの本葉。アマレーロに比べて全体的に発育が早い。 高さ5cm程度。
佐々木ロッショ。
イペー発芽状況報告第4報
Tabebuia impetiginosa
佐々木ロッショの本葉。
これが最も成長が早い。高さ7cm程度。
第5報:
播種から22日目の状態です。順調に生育しています。温度管理に苦労しています。昼は日照に対応したミニハウスの通気調節、夜はトレーにガラス板を乗せ、グリーンシートと薄い布団をかけるなど、常に地温と気温を25~30℃程度に保つ努力をしています。
写真は全て拡大可。
ミニハウス全体(室外から撮影)。
佐々木ロッショ(全部で6本) は全て和田ロッショのトレーに移植して2トレーにまとめた。
和田アマレーロ。
polyembryony(多胚現象)による複数発芽が多数見られる。3本発芽もある。この現象はロッショには全く無い。
和田アマレーロ接写。
本葉が1段出た。 樹高は10㎝程度。
和田ロッショ。
名札が立っている6本は佐々木ロッショ(本葉が出たものが2本あり、あとは双葉の状態))。昨日移植した。湿度が100%近いため、移植で萎れることはない。今日、ダコニール-1000で消毒した。
和田ロッショ接写。
本葉が2段まで出た。 樹高は10㎝程度。
1 件のコメント:
前田様
明けましておめでとうございます。
こんにちは江原です。
もう10cmですか?羨ましい限りです
やっぱり地熱が大事みたいですね…
うちのはアマレーロが1つ発芽してから、他の種の発芽が止まってしまいました。
発芽した1つは順調に成長しております。
年末の寒波で、室温が13度まで下がってしまったせいだと思います。
天気のいい日の室温30度近くまで上がり、夜は18度ぐらいで落ち着いておりました。
まだ望みを捨てずに見守って行きたいと思います。
前田様の成長記録楽しみにしております。
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