2004年4月2日にトレーに播種して約1万本が発芽、活着した約1,000本の中から生き残った約500本を一旦トレーに移植し、選抜した約250本を畑に植え、約170本が生育中です。鉢上げした5本は合格率2,000分の1を突破した代表選手達ということになります。各々は1万分の1ということになります。 播種から6.5年目の姿です。最後の写真は「補欠」です。
不思議なことに、横幅60cm、樹高33cmを最大とする下の写真の5本以外は、大きさ、樹形とも目指してきた中型盆栽としての「一般的な評価」の下では格段に劣ります。中には樹高5cm程度で生き延びているものもあります。同じ土地で同じような手入れをしてきたにも拘わらず、大きな差が生ずる原因が解りません。生まれながらの素性としか言いようがありません。小さなものは小品盆栽として堂々と生きていけるでしょう。私にとっては全てが名前をつけて呼びたいほど可愛い相手です。
鉢上げ前の畑における5本の状態は8月28日のブログ参照。
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②11月9日に、畑で育成中のジャカランダ・カハマルカの第2回目の挿し木をしました。28本の親木(畑には36本生育中)から、約55本の挿し穂を採取しました。親木と挿し木は正確に対応がとれるようになっています。有隅先生のアイデアで、木を充実させる目的で芯を止めたついでに発生する挿し穂を挿すもので、挿し木が主目的ではありません。10月1日に行なった1回目の挿し木は全滅しました。
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