高低差が累計約300mあります。数年前は1時間以内で歩いていましたが、今のところ1.5時間かかります。あと1ヶ月で、1時間を切ろうと思っています。筋力も問題ですが、老人には空気中の酸素濃度も問題です。脈拍は120回/秒程度で歩きますが、歩行スピードを上げると息が切れて脈が140~150回/秒に上り、苦しくなります。歩く場所は標高1,300m前後で酸素濃度は自宅付近の約85%です。
私は2002年9月にキリマンジャロに登頂しましたが、頂上の標高は約5,900mで酸素濃度は平地の半分以下です。頂上で饅頭2個を食べました。同行したベテランのリーダーが、自分が同行した人で頂上(ウフルピーク)まで行けた人は約44%と言っていました。半分以上が高山病でりタイアします。富士山についての明確な統計はありませんが、2回登った私の経験では、20%くらいが高山病などでリタイアしていると推測します(註参照)。
註:ネット情報ではりタイア率は30~35%程度という説もあります。観光気分で登る人も母集団に含んだ統計で、この方々がリタイア率を大きく上げているようで、私の推測と大きな差があります。両説の差は、母集団をどのように設定するかの問題であり、いずれが正しいかという話ではありませんので両説を併記しておきます。
高度差による気温・大気圧・酸素濃度・沸点などの変化
今までに訪問した世界の高地や僻地:
出かける前に池巡りコースや韓国岳登山などで、特訓しました。 |
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