自己紹介

自分の写真
霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

山岳関連のホームページも是非ご訪問ください!(下記をクリック)

2013年5月24日金曜日

ケラマツツジ2013

  
  2000年から2002年にかけて、1本の親木のひこ栄えを挿し木して約350本を庭木向けに育てています。
  5月24日の第一圃場(千㎡)の様子です。例年より開花が10日くらい遅いです。芯くい虫に蕾の30%くらいを食われて花数が少ないです。樹高は平均1.2mになりました。5年前に比べて樹形がよくなり、しっかりしてきました。左奥に第2圃場(300㎡)が見えます。(写真はクリックで拡大可
 
 
2013年                
 
 
2007年

2013年5月21日火曜日

三浦雄一郎のエベレスト2013

   youtube 及び三浦隊東京事務局の発表を転載して、「おっかけ」をやります。

①5月16日:ベースキャンプ出発





②5月22日:第5キャンプ到着(原文のまま)
  5月22日、17:50(日本)の連絡によりますと現地14:20に登山隊、最終キャンプとなるキャンプ5(8500㍍)に到着しました。風が強く、雪が降っているとのことですが全員元気です。現在、テントの中で水分補給のための水作りしながら休んでいるとのこと。詳しくは本日の定時連絡後にお伝えします。東京事務局
    以下はC5での三浦さんのコメント:
   「ようやく酸素を吸って休息して体力が少し戻りました。
サウスコルからC5は非常にしごかれた。
11時頃から吹雪になり瞬間風速20メートルぐらいの風、それと視界が悪く、前を歩くメンバーの姿がようやく認識できるくらい。
斜度60度近い雪の斜面は積雪があり、50センチ登ると30センチずり落ちるようなまるで蟻地獄のようであった。ヘトヘトになってようやくC5に入りました。
それから抹茶でお茶会、虎屋の羊羹を食べてどうにか一息つきました。
明日の天候がどうであるか、午前1時に天気状況をみて風が強いかどうか、そのときの判断で1時30分ぐらいにスタートしたい。力の限りがんばって夜明けの山頂を目指していきたいと思ってます」

③5月23日:頂上アタック開始(原文のまま)
  5月23日、ベースキャンプからの連絡によりますと、登山隊は現地・午前2:15(日本・5:30)にC5を山頂へ向けて出発したもよう。BCは霧のなかですが、上部の天候は晴れで風も穏やかなコンディションであるとのことです。順調にいけばおよそ7時間ほどで山頂を目指します。東京事務局

④5月23日:南峰までの半分をきた(原文のまま)
  7:15(現地4:00)連絡 、南峰まで半分のところ。これから斜面が厳しくなるので、あと4時間ぐらいで南峰に到達する予定。そこから2時間ぐらいです。三浦雄一郎他隊員コンディションは良好。天気も無風で安定してるそうです。東京事務局

⑤5月23日:南峰迄あと30分(原文のまま)
  9:06日本時間、現在登山隊は南峰直下(標高差にして50m~100m弱)の地点にいます。
あと 30分ほどで南峰につくそうです。
天気は穏やかで風もないそうです。三浦雄一郎を含め全員調子は良いそうです。東京事務局


⑥5月23日:南峰到着(原文のまま)
  9:55日本時間、登山隊は南峰に到着しました。全員元気です。東京事務局
 
 ⑦5月23日:ヒラリーステップ通過(原文のまま)   
  11:00日本時間、登山隊はヒラリーステップを通過しました。三浦雄一郎の体調は「絶好調」とのことです。他の登山隊の渋滞もなく、あと30分ほどで登頂予定です。東京事務所

⑧5月23日:あと10分(原文のまま)
  登山隊、あと10分ほどで山頂です。東京事務所

⑨5月23日:登頂成功(原文のまま)
      12:15日本時間、登山隊、全員登頂です!!
     三浦さんのコメント:
   「世界最高の気分。世界最高齢80歳ででまさかココまでこれるとは着くとは。人生でもこれ以上ない気分です。でも、これ以上ないくらい疲れている。ヒマラヤの景色が眼下に見えています。本当に皆さん応援ありがとうございます。」
 
⑩5月23日:下山開始(原文のまま)
  13:00日本時間、登山隊は下山を開始しました。東京事務所


登頂メンバー:
日本人隊員(4名)
三浦雄一郎 (80歳) 遠征隊・隊長
三浦豪太 (43歳) 遠征隊・副隊長 生理モニター、医療&通信 担当
倉岡裕之 (51歳) 登攀リーダー、ロジスティックス、写真 担当
平出和也 (33歳) カメラマン、映像担当
同行シェルパ(6名)
サーダー: ペンバ・ギャルゼン(44歳<エベレスト登頂数10回>)、08年三浦隊
オンジェ・シエルパ(30歳)、ニマ・ヌルブ・シェルパ(30歳)、ペンバ・ヌル・シェルパ(39歳),ビル・カジ・タマン(35歳)、チリ・オンチュウ(31歳)
                                          

                                                                                                                                                     以上


 
 

2013年5月18日土曜日

私の「メリージェーン」: Mary Jane

  酷評にもめげず3年くらい前から千回くらい歌い、頑張って録音しました。公害の種類に「騒音」があることもよく認識しており、そろそろ終りにしようかと思っています。
  画像は私のメリージェン達です。写真は約10年間で撮影した、エベレスト(ネパール側と中国側)をはじめ、世界の高峰トップ7座を含む高山や南極などです。動画は一晩で完成しました。精度は全画面表示にほぼ耐えます。 大自然は「昔から、今でも、そしていつまでも?」大変美しいです。
     自分にとって都合がよい、メール仲間からのコメントの一部を掲載させて頂きます。有難うございました。

 サンパウロ在住の中西文子さん(カラオケ店経営)のコメント:
前田様
 初めてメールをさせていただきます、以前に和田さんより紹介してもらいました中西文子です。前田さんの メリージェーン があまりにも素晴らしく、メールをしています。
 私のお店がカラオケなので、毎日いろんな人の歌声を聞きますが、前田さん!素晴らしい!歌唱力、音感そしてムードもあって、ぜひ私のお店でも歌っていただきたいものです。
 バック(録画)も素晴らしいですね。 お店のカラオケのバックはこれほど素敵ではないですが。。。これからもどんどん歌ってください。

歌手の中平マリコさんからのコメント:
 前田さん
      マリコです。
♪~Mary Jane On My Mind~♪
素敵な声で始まった前田さんの歌…
素晴らしい伸びのある声…
様々なジャンルの歌にチャレンジされ、
歌を楽しんでおられる姿が目に浮かびます。
 
 

2013年5月11日土曜日

ミヤマキリシマ「霧島桜」の開花

  「霧島桜」が畑で開花しました。実生選抜で作出した深山霧島の新種です。2007年1月に英国王立園芸協会並びに日本ツツジ・シャクナゲ協会で新種として認定され「Kirishima-sakura」・「霧島桜」として名称登録されました。鹿児島県 霧島市 が発足した2005年に初めて開花したことを記念して命名しました。花の色が開花直後の白から桜色に変化するのが特徴です。今年は天候の影響で、ピンクの出方が薄いようです。名称登録記念としての日本ツツジ・シャクナゲ協会様への6鉢以外は販売、譲渡など一切行っておりませんのでご理解ください。
 
 
        5月3日


         5月5日


         5月7日


       5月9日


5月11日
 
 
英国王立園芸協会の名称登録の内容
      http://hazukijp.huu.cc/THERHODOENDRON/toroku/51kirishima-sakura.html



2013年4月29日月曜日

蜜蜂

  拙宅の裏庭の2本のミカンの木の花に、一日中数十匹の蜜蜂が乱舞しています。日本蜜蜂と西洋蜜蜂の両方がいるようです。桜島の灰も飛んできて、葉や花に止まります。写真はクリックで拡大

                          日本蜜蜂?  
             
                          西洋蜜蜂?(ほとんどがこれ)

2013年4月25日木曜日

ブラジルの着生アナナスが開花

  2012年3月にブラジルから持ち帰った、パイナップル科チランジア属の Tilandsia-aeranthosです(樹種は有隅先生と松村滋樹さん情報)。 リオ・グランデ・ド・スル州の軍隊博物館の、サルオガセ?がからむ高木が立つ広場の芝生の上に落ちていたものを拾って帰りました。庭のヤマモモの幹に針金で固定してあります。ずっと無関心で、たまに「生きてるな」の観察くらいでしたが、花が咲きビックリしています。最初は中央下の枯れた花殻が付いた株だけでしたが、1年で上部左右に2本の子株ができて開花しました。水や肥料など全く不要で、空気と雨だけあればいいようです。 大変お利口さんです。

 有隅先生のコメント:
  アナナスの仲間(パイナップルの仲間――Bromeliaceaeパイナップル科)の着生植物ですが、残念ながら細かな属や種が判りません。南米原生種で、野生種そのものを持ち帰られたようです。
松村滋樹さんのコメント:
  写真の植物はパイナップル科チランジア属の Tilandsia-aeranthosです。私の庭の木に長いこと生えていましたが、子供達が荒れた庭を庭園にしようと工事を始めたため知人にあげました。ブラジルの山や野原の岩や樹木の枝にたくさん着いており、ほったらかしで育ちます。
薗田昭憲さんのコメント:
  これは、パイナップル科なんですね。そこらじゅうで、見かけます。   

2013年4月24日水曜日

サッカーで噛みつく選手・Biter:Luis Suarez

  2013年4月23日のTV画面です。ルイス スアレス(Luis Suarez)選手はお腹がすいていたようです。あとで、自分の指まで噛んでいます。スアレス選手がいるリバプールとチェルシーの試合結果は2-2の引き分けでした。スアレス選手は長期の出場停止と罰金まで食らうようです。空腹で試合に出てはいけません。

2013年4月19日金曜日

ブラジルから来た植物たちの様子・2013年4月

 前田農園のブラジレイラ達の2013年4月19日の様子です。無事に冬を越せて一安心です。
  写真はクリックで拡大可
 

 和田イペーアマレーロ(2009年12月14日播種)
 耐寒性が向上して冬場の寒傷みなし。昨年は2月3日の異常寒波で蕾が傷み、開花なし。


 
 
和田イペーロッショ
冬場の枯れ下がりなし。落葉しないものもある。頂点から新芽が出た。
 
 
右端列:風車小屋ロッショ:寒傷みなし。落葉しないものもある。
その左の列:イペー・ウンベラータ:寒傷みなし。
 
 
佐々木ロッショ:2012年2月の寒波で枯れた木の根元で切断、夏に新芽が伸び始めた。
2011年12月に1.5mで開花したもの。
 
 

アメリカ在住の方の情報:
YouTube を見るとアメリカでも最近は、Tabebuia tree としていろいろな人達がこの美しい花木を紹介するようになりました。

黄花のタベブイアの代表種として:

(1)タベブイア・クリソトリカ(Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン) 耐寒性がある。
(2)タベブイア・ウンベラータ(Tabebuia umbellata) ブラジル南東部の Serra do Mar 山脈の30m~400m の低山に分布し、耐寒性に優れている。他の黄花のタベブイアに比べて遅咲き。
(3)タベブイア・クリサンタ(Tabebuia chrysantha、キバナノウゼン) 中米~南米北部に分布しベネズエラの国樹。
(4)タベブイア・ドネル・スミティー(Tabebuia donnell-smithii、スペイン語名:プリマヴェーラ Primavera) メキシコ~中米(特に北緯13度~17度)に分布。別の資料ではメキシコ~南米北西部に分布。
(5)タベブイア・アウレア(Tabebuia aurea、ギンヨウノウゼン)アルゼンチン北部、パラグアイ、ブラジル・パンタナール地方に分布。葉は他のタベブイアに比べて細長く夾竹桃のような形状で、白みがかった緑。

ピンクのタベブイアの代表種として:

(1)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa) メキシコ~アルゼンチン北部にかけて広範囲に分布。花付きのいいものは房状に咲くので見ばえがする。花の喉元が黄色(個体によって濃淡がある)で、変化に富んだ色彩。
(2)タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン) メキシコ南部~南米北部に分布。エルサルバドルの国花。花は淡いピンクで皺が多い。喉元が白っぽくて、その奥が淡い黄色。
(3)タベブイア・ヘプタフィラ(Tabebuia heptaphylla) 南米のパラナ川とパラグアイ川の流域(パラグアイ、アルゼンチン北東部)とブラジル南部に分布し、ピンクのタベブイアでは耐寒性に優れている。アルゼンチンのブエノスアイレスに咲いているピンクのタベブイアに多い。

などです。 


 
和田パラナ松・1代目、快調
 
 
和田カシア(左)とパタデワッカ(右・ピンク、落葉せず)
 
 
薗田パウブラジル:今年は枯れ下がりなし。今から伸びる。
 
 
池田ジャカランダ:枯れ下がりなし。
 

和田老木ジャカランダ:枯れ下がりなし、頂点から新芽。 
 
松村ジャカランダ・ブラジリアーナ(パライソ街):1本枯れ下がり、他は頂点から新芽。


池田広葉ジャカランダ(名称不詳、約30本ビニールハウスで保温)
 
 
 
ついでに前田宅の庭のイペー:樹高8m、根本直径20cm。3段分枝の花付きあり(4月17日撮影


2013年4月14日日曜日

アマミセイシカの移植・1,100本

  2012年1月10日に播種したアマミセイシカを3号ビニールポットに移植しました。4月9日まで、10日間かかりました。根気と気力が必用です。移植前のトレーには2,000本以上植えたのですが、昨年の梅雨時に褐斑病が広がり、かなり枯れ死したりで半分になりました。
    植替え用の用土:
   さつま土(中粒、ボラの一種)30%、赤玉(中粒)30%、硬質鹿沼(小粒)20%、腐葉土20%

  前回の移植の様子は下記です:
    http://kirishiman.blogspot.jp/2012/03/blog-post_28.html


                                                 クリックで拡大可)

                                                                                

2013年3月31日日曜日

おじゃんせ霧島・霧島市音頭

 動画と写真は自作のものとインターネットで公開されている数千件の中から選択使用させて頂きました。構成上、ごく一部加工修正したものがあります。お許しください。 霧島市が誕生して三年目の2008年に、霧島市の音頭「おじゃんせ霧島」が製作発表されました。
 市民向けの音頭としてはかなりの難曲です。市民の皆様が歌っておられるのを聞いたことがありません。原曲の音程を変更しています。  「霧島小唄」みたいな、気軽に歌える歌を作ってほしいです。
   日本全体の火山活動が活発になっていますが、2年前の東日本大震災もその一環(端緒)だと思っています。桜島もだんだん噴煙がひどくなっています。歌など歌っていていいのかなと思う時があります。
 できれば全画面表示でご覧ください。




2013年3月23日土曜日

生ハムその後

 12月に仕込んだ生ハムです。ブラジルの池田さんにご指導いただきました。
 長い間、晩酌時に楽しませてもらった作品も最後に近づきました。食べている途中で思い出しての記念写真です。
 6月にお会いする予定の池田さん用にはほんの少し冷凍してあります。味は抜群 !
 写真は、しゅくこレシピ(付け合せ・リンゴの千切り、大根おろしを絞ったもの、マヨネーズ)を無理に演出しました。
 グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸、みなさん、ありがとう!

                                           クリックで拡大可

2013年3月12日火曜日

刈干切唄

  天孫降臨の地、霧島山系の麓に古くから伝わる「刈干切唄」を唄いました。動画(写真)は、インターネットで公開されている数千枚の刈干切唄関連の写真から、20枚を選択させて頂きました。写真がきれいです。できれば、画面右下のマークをクリックして全画面拡大でご覧ください。伴奏は原曲に音程調整など複雑な加工修正を施しています。例えば、原曲は1番に比べて2番が約4秒短かったので全く同じ長さに修正しました。単純に2番の伴奏を引伸ばすと、音程の低下や音質の劣化を招くため、1番の伴奏をそのまま2番にコピーするという荒業を使いました。 この尺八演奏は伴奏用ではなく、独奏ですのでカラオケを乗せるには無理があります。楽譜に忠実に唄い、尺八といかに「折り合い」をつけるかが大変でした。かなりの難曲で、吹込み前に200回以上練習してもこの程度と思い知りました。
    以前唄った「また逢う日まで」と「栄冠は君に輝く」の2曲は、準備に6ヶ月と3ヶ月かかりましたが、慣れてきて今回は1ヶ月チョットでした。家内は、首を絞められた鶏の声だと酷評しています。私は家内の耳もおかしくなったように思っています。老人性難聴の始まった私は、音程をつかむのに苦労します。耳からの音は言うに及ばず、自分の声も半音前後狂って聞こえることがあります。
  近所に住む親族には多大な迷惑をかけています。

   



     ご自分で歌ってみたい方は、下記に伴奏をご用意致しましたので、どうぞ!
    
             http://youtu.be/OlXIqEx0YAU

歌手の中平マリコさんからコメントを頂きました:
前田さん
     マリコです。
本日、やっとゆっくりPCの前に座る時間が出来、「私たち40年!!」を楽しんでいます。
前田さんの刈干切唄の書き込みに出会いました。
一言で…素晴らしいに尽きています。
心温まる優しい映像がオーバーラップしてゆくゆったり感と、前田さんの伸びやかに歌っておられる歌がとてもよくマッチし、何かホッとする不思議な空間を漂って幸せ気分一杯になっています。
喧騒な世の中からはなれた静かな気持ちになりました。
本当にありがとうございます。
また、何か次の曲にチャレンジしてお聞かせ下さいね。


埼玉県に住む甥からメールがありました:
隆博です。
案内ありがとうございました。
歌が下手なのは前田家一家共通と再確認させていただきました。我が家は涼が唯一歌が歌えるぐらいです。
史跡とか映像に入れてあって、おじさんの凝り性な所は見習わないとなぁと思いました。
これからもチャレンジ楽しみにしています。

2013年3月11日月曜日

ゴルフ100切り!


  この3年間、100を切ろうと頑張ってきました。今までのベストは91ですが、若い頃の腕を使うだけのゴルフだったと思います。
 今日は約30年ぶりに、100を切らせて頂きました。スコアは、45-49の94でした。 
 以下はブラジル在住の古谷師匠様から頂きましたコメントです。 自分のために保存させて頂きます。

①プレーに対するアドバイス(プレー前日の3月10日(日) 午後8時37分着信)
    前田さん


      古谷です
釈迦に説法です
・(前田さんが右利きなら)バックスイングは左手で上げて、クラブを左手で下して来る。球を打ったら、右手でフォロウする。バックスイングは蠅が止まるくらいゆっくり行う。逆にダウンスイングは早くする。但し、飽く迄左手主導。
・終始球から目を離さない。打った後も、Tを見つめる(これは頭を残し、軸をブラさない為)。球の行方を追ってはならぬ。
・スイング中、背骨がスイングの軸である事を忘れない様に。
上記が守れば、90は楽々切れます。祈ご健闘。
 
②100切りの報告に対するコメントその1.

 お目出度うございます。朗報です。Outの45は立派です。ゴルフも学校の勉強と一緒です。予習も大事ですが、復習も同様に大事です。Outの45は、何が良かったか、良く覚えて置いて下さい。失敗したスイングは、自分でも悔しいし、他人から指摘されるので、早く矯正出来ますが、良いスイングはつい有頂天になって忘れてしまうものです。良く練習してスイングが固まる様に努めて下さい。
 私は、二年前に、すっぱり足を洗いましたので、他人様のゴルフが気になって仕方ありません。容喙をご容赦下さい。

③100切りの報告に対するコメントその2:ーピンチになると、「古谷さん助けて!」に対してー
  古谷です。そんな事を言われたのは生まれて初めてです。しかし、ピンチを救ったのは私じゃありません。前田さん、貴方自身です。良くいうじゃないですか。野球で、No-Out満塁の大ピンチで、捕手は堪らず、マウンドに駆け上がり、投手に一言、二言何か語り掛けています。TVでは何を喋っているか分かりませんが、実はたいした事ではないのです。「今晩XXへ飲みに行こう」くらいの事です。「落ち着け!」とか「頑張れ」とかは逆効果です。ゴルフも一緒。「フルタニさんにお祈り」するよりずっと効果的です。ゴルフもメンタルなスポーツです。「ゴルフでの敵は、同伴者ではなく自分です」ハイ。

古谷さんの追伸(3月23日):
お近くで開催された女子プロトーナメントをご覧になりましたか。良かったですね。
概して、女性は男性より身体が柔らかく、女子プロのスイングの回転幅はびっくりする程大きいのが特徴です。女子プロは男子プロに比して、非力なので、スイングは遅いのですが、その分回
転幅で補っていますので、却ってアマチュアの参考になります。
前にも申しましたが、スイング中体の軸がぶれない事、球を打った後も、目を打点に残している事をしっかり観察して下さい。それと、ショート・アプローチ。距離をスイング幅で調整し、決してスイングスピードで調整してない事にもご注目下さい。
中学生で2-アンダーですか?将来が楽しみです。すくすくと育って欲しいですね。
仰る通り、ゴルフスイングの善し悪しは「フィニシュ」です。「終り良ければ、全て良し」
です。今度は、90を切って下さい。

 

2013年2月18日月曜日

今年のバカはじめ

春の選抜野球が近づきました。夏の行進曲の「栄冠は君に輝く」をパソコンに向かって歌いました。楽譜の購入や写真と動画の編集など、準備に3ヶ月かかりました。 伴奏は山形県のアマチュア「けやきの森ブリティッシュブラスバンド」の演奏です。 同バンドのホームページをご紹介します。
        http://keyakibbb.com/
写真と動画の原版はインターネットの「甲子園高校野球の画像79万4千件」及び「甲子園高校野球の動画169万9千件」の中から選択使用させて頂きました。提供者の皆様にお礼申し上げます。




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2013年1月31日木曜日

神が知る水質のお話

新聞投稿記事です。説明無しに致します。

                            (クリックで見やすくなります)

2013年1月5日土曜日

生ハム製造中

   鹿肉(ロース)500gと豚肉(ロース)1Kgを使って生ハムを製造中です。鹿肉が2日早くスタートしており、ソミュール液浸漬完了までの取り扱いは別々です。下の写真は熟成開始後2日目(今日、1月5日)の状態で、水分や脂分が減少してそれぞれ20%軽くなっています。最終的に30~40%減量します。
 ウィスキー(できればウオッカ)で洗った後、塩漬け2日、水洗い後水分を切り、ソミュール液浸漬12日(鹿)と10日(豚)、水洗い後流水で塩抜き1日、風乾半日、燻煙処理一晩のあと、屋外で熟成中です。
   熟成中様子を見ながら、夜間燻煙を何回かかけるつもりで、熟成期間は1ヶ月から2ヶ月の予定です。すべての作業中、温度は10℃以下に保っています(18~21℃が最適との指摘あり修正する)。
   熟成中にどのような現象がおきておいしくなるのか詳しくは知りません。水分が減少することは大きな要素ですが、蛋白質のアミノ酸が分解、結合してグルタミン酸やグアニル酸、イノシン酸などに変化するようです。有効細菌が活躍(発酵)するかどうかは知りません。おいしくなる原理をもっと詳しく知りたいと思っています。芸術みたいなもので奥が深いです。
   炭作りは経験上プロのつもりですが、「煙に巻く手」は不慣れです。
 ソミュール液の配合:
 醤油、ミリン、日本酒、パパイヤ、タマネギ、ネギ、ニンジン、ニンニク、レモン、ミカンの皮、シイタケ茶の粉、黒こしょう、シナモン。(三温糖か砂糖を入れてもよい、今回忘れた)
           尚、サンマとシャケの燻製は下記(大成功でおいしく頂いています):
                      http://kirishiman.blogspot.jp/2012/11/blog-post_10.html
                                                             
                                                                                (写真はクリックで拡大可

2013年1月1日火曜日

謹賀新年

新年おめでとうございます。
                        (クリックで見やすくなります) 

2012年12月27日木曜日

今年のバカ納め

  お蔭さまで今年も無事に過ごせました。 バカ納めです。
  「また逢う日まで」をパソコンに向かって歌いました。
  歌詞付き楽譜の購入(200円)から、パソコンカラオケ録音ソフト(無料)の導入、マイク接続変換器(250円)の取り付けなど、録音準備と動画の制作作業は約半年に亘りました。家内の留守を狙っての練習は、かなり難航しました。録音は2012年12月28日の午後、家内が留守のわずか3分弱で終りました。伴奏のCDをブラジルからお届け頂きました池田さんに、厚くお礼申し上げます。 画像はニューヨークの小田裕一郎さんのODA STUDIO 様制作の素材を拝借し、加工編集させて頂きました。歌がヘタですみません。
  尾崎紀世彦さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。尾崎さん、皆さん本当にありがとうございました。
    できれば、全画面表示でご覧ください(動画スタート後、右下の全画面マークをクリック)。



パソコンカラオケに興味のある方に下記をご紹介します。無料で結構高度なこともやれるようです。
 http://homepage2.nifty.com/pease/karaoke_std.htm 

「私達40年」のML仲間の、歌手、中平マリコさんから、コメントを頂きました。
投稿者: donamari
Date: 2013年1月2日(水) 午前4時29分タイトル: Re: [watasitatino40nen] また逢う日まで


前田さ~~~ん
       マリコです!
♪☆♪☆♪☆♪ワァ~オ~♪☆♪☆♪☆♪
   p(^-^)q素敵で~すp(^-^)q
早速、聞かせていただきました~(*^▽^)/★*☆♪
楽しい~(^o^)/~~ カッコいい~(^_-) 凄~~~い(*´∇`*)
伸びやかな声に拍手を!!!
特に後半の♪ 二人でドアをしめて 二人で名前けして
その時 心は何かを 話すだろう~
この部分が良かったです。
思わず一緒に歌ってしまいました。
「また逢う日まで」…私も昨年は数えきれないくらい、
歌わせていただきましたが、改めていい歌だと思いました。
それにしましても、録音……..凄い技術があるのですね。
前田さん、早速の返信に感謝申し上げます。
そして、お気に留めていただき...、また、ご心配いただけましたこと…嬉しく幸せです。
ありがとうございます。
どうぞ、これからも宜しくお願い致します。
マリコ




2012年12月11日火曜日

カルデラの語源はスペイン語です

 火山活動起因の直径2Km以上の窪地をカルデラといいます(詳細な定義はないようです)。
姶良カルデラは、鹿児島湾北部で、直径約20kmの窪地を構成しています。これを作った姶良大噴火は、約2万9千年前~2万6千年前であると推定されています。この噴火の火山灰は関東はおろか、東北地方まで降り積っています。
   桜島は約1万4千年前に姶良カルデラの一部が噴火して誕生しました。

   ところで、「カルデラ」の語源のお話です。1970年初版の平凡社の地学事典に「ポルトガル語でcalderaとは大鍋をさす」とあり、これが誤解されてカルデラの語源はポルトガル語という認識が一部広まったようです。1978年初版の「火山の話:中村一明著・岩波書店」にも「カルデラはもともとはポルトガル語の大鍋(状の窪地)である」と書かれています。更に、文部省検定済み教科書の高等学校理科用「地学ⅠB」(第一学習社・平成8年発行、同16年廃刊)には「カルデラ(caldera)とはポルトガル語で大なべの意味である。」と記載されたこともありました(第一学習社編集部によると、前記の地学事典を引用した、スペイン語の間違いであったとのこと)。
 ポルトガル語にcalderaと言う単語はありません(ポルトガル語辞典の「AURELIO」・43万5千語や、その他の辞書で確認。将来、英語やスペイン語、イタリア語のcalderaがポルトガル語に導入されることは考えられる)。語源はスペイン語です。日本の大方の関係学者や関心のある国民には正しく認識されているようですが、一部の誤認を正すために、語源を調べました。
 地学事典の「カルデラ」の項の著者である荒牧重雄東大名誉教授(元世界火山学会会長)に確認しましたが、英語版ウィキペディア(http://en.wikipedia.org/wiki/Caldera)の記述が妥当とのお話で、スペイン語です。
   ドイツ人の地質学者Leopold von Buch が1815年にスペイン領のカナリア諸島の火山性窪地の「La Palma(手のひらの意) 島」のCalderaと呼ばれていた土地を訪問したことに起因します。すなわち、現地人がスペイン語で「Calderaと呼ぶ地名に由来しています。平凡社にご検討をお願いした結果、2012年12月11日に語源がスペイン語であるとの主旨が「訂正原本」に記載されました(対応者:平凡社 事典制作センター成田広一氏)。
 因みにスペイン語のcalderaはラテン語のcaldaria[caldariumの女性単数形又は中性複数形で a warm bath (浴室の意)、 a pot for boiling  (煮炊きする鍋、釜の意):下記学識者のコメント③並びに④参照]からきています。英語版ウィキペディアには、The word comes from Spanish caldera, and this from Latin CALDARIA, meaning "cooking pot".との記述もあります。

 2009年に「日本ジオパークネットワーク」が結成されて以来、2012年現在で登録されているジオパークは25に及び、その内の5つは「世界ジオパークネットワーク」に加盟しました。又、近い将来、巨大地震が日本を襲うであろうとの予測などもあり、日本国民の火山活動やその結果としての地形、自然環境に対する影響への関心が高まっています。
 その中で、例えば熊本県のホームページや「阿蘇まるごと検定」試験関連その他の資料で、カルデラの語源はポルトガル語との記述があるなど、困ったことになっています。
  霧島山系は2010年9月、日本ジオパークネットワークへの加盟が認定され、現在世界ジオパークネットワークへの加盟認定に向けて活発な活動が展開されています。正しい知識が基本です。

   学識者のコメント①
  荒牧重雄東大名誉教授(元世界火山学会会長・地学事典のカルデラの項の著者)のコメント:
  前田様
  英語版Wikipediaでは,calderaを次のように説明しています.おそらくこれが最も妥当な語源ではないでしょうか?
The word comes from Spanish caldera, and this from Latin CALDARIA, meaning "cooking pot".                                                                                                                                                                                         荒牧重雄

   学識者のコメント②
  東大地震研究所・大湊隆雄准教授(火山物理学・火山学会)のコメント:
    前田様
    以下は、私(大湊)の個人的意見であって、火山学会としての公式見解ではないことをあらかじめお断りいたします。
   カナリア諸島のパルマ火山を調べていた火山学者ブーフが現地の呼び名を火山学の用語に取り入れたのが始まりのようです。スペイン語圏のカナリア諸島の地名が起源ですから、スペイン語が語源ということで正しいと思われます。
   ポルトガル語語源説がどこから来たか、ですが、以下が関係していると思われます。
1) 地学事典(平凡社1970)の荒牧さんが書いたカルデラに関する項がポルトガル語起源と読める記載になっています。1996年発行の新版 地学事典でも同様です。
2) 中村一明さんが書かれた「火山の話」(岩波新書1978)の11頁に「・・・カルデラはもともとはポルトガル語の大鍋(状の凹地)である。・・・」とあります。
 また、中村一明さんが書かれた「火山とプレートテクトニクス」(東京大学出版会1989という本の69頁に「・・・もともとはカルデーラといい、ポルトガル語で「鍋」という意味です。・・・・」という記載があります。
   中村一明さんは著名な火山学者であり、多くの火山学者・火山関係者が中村さんの著作を読んでいます。私も学生の頃、中村さんの著作で勉強させてもらいました。中村さんの著作を参考にされた方々からポルトガル語語源説が始まったのかもしれません。発行年からすると、中村さんのほうが荒牧さんの地学事典の記述を参考にした可能性もあります。 

  学識者のコメント③
  古谷敬治氏(サンパウロ市在住)の母校の外国語大学名誉教授(言語学・スペイン語学)が専門書などを直接調査し、記述して戴いた内容(古谷氏が抜粋、原文はこの約5倍)
1) 西語の参考辞書ーReal Academia Espanola, Diccionario de la lengua espanola
   西語のCalderaの語源は、ラテン語のCaldariaで、Calderoの語源はCaldariumである。
2) ラテン語の参考辞書ーLewis and Short, A Latin Dictionsary(1879年出版) 
 Caldaria
  a) a warm bath (AD 400)
  b) a pot for boiling (AD 392-383)
 Caldarium
   a)a hot bath (BC 10)     
   b)a room containing warm water for bathing(BC 10)
3) 前項 2)の二語は、Calidus (熱い、暖かい) - Caldus - Caldarius - Caldaria/Caldarium と変化したものである。他方、西語のCalido (熱い) -Caldo (スープ)- Caldero (小鍋) - Caldera (大鍋 ボイラー)は上述のラテン語と同系列、つまりラテン語を語源とするものである。
前田註:1957年出版のcollins「LATIN DICTIONARY」(Printed in Great Britain)にはこのうちcaldā'rius(with warm waterの意)のみ記載されている。ラテン語としても大きく変化したことが興味深い。
4) CaldariumはCaldariaと対をなしてラテン語に存在した一語形である。その語義は(1)ストーブ、ボイラーやこれに類する働きをする装置 (2)ローマ時代の浴場に在った熱い蒸気風呂を備えた浴室
5) caldariaがcaldariumの複数形であると解釈できる根拠
  caldariaは、女性単数形と中性複数形です。私の友人(上記教授)は、あくまでも女性単数形と理解していますが、語形が格変化の結果、女性名詞と一部で同じ形になる点より、これを中性名詞caldariumの複数形と見なす解釈が生まれ、むしろ今日ではこのほうが一般的のようです。
中性名詞 Caldarium
  単数 主格/対格 Caldarium
  複数 種悪/対格 Caldaria
      西語では、ラテン語の対格を語源としているケースが多いので、音韻変化の点からも、この二つの対格、CaldariumとCaldariaを語源とすることは十分説明がつきます。(この5)項は古谷氏)。
                                           (古谷敬治氏の情報は以上)

 学識者のコメント④
 伊豆山康夫氏(サンパウロ市在住)のコメント: 
  カルデラはローマ帝国時代の口語、既に死語になっている、俗ラテン語のcaldaria (caldariumの複数形)が語源と考えるのが順当のようです。
  このcaldaria俗ラテン語から派生した言語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語、フランス語に、それぞれのお国訛りが付いて、下記のように引き継がれたと考えられます。
caldeira(ポルトガル語) 前田註:ポルトガル語にcaldeiroもある。
caldera(スペイン語)
caldaia(イタリア語) 前田註:イタリア語にcaldera[地質]もある(DIZIONARIO
           ITALIANO-GIAPONESEshogakukan1983)
chaudière(フランス語) 前田註:フランス語にchaudronもある。
  前田註:ドイツ語では近年calderaと言う単語が導入されたようですが、ラテン語から直接なのか、他国語を経由して導入されたかは調べていません。日常用語として、Kaldārium(温浴室、温室) はドイツ語として旧来からあります
  

伊豆山康夫氏ご紹介の参考文献「Wiktionary」
「caldarium」
出典:Wiktionary (2012/11/21 05:47 UTC )
語源:
From Latin caldārium (“room containing warm water for bathing”), substantive of caldārius (“of, pertaining to または suitable for bathing”), from caldus (“warm, hot”) + -ārius, alternative form of calidus, from caleō (“I am warm または hot; glow”).
名詞
caldarium (複数形 caldaria)
In Roman baths, the hottest room, with a plunge-pool. It preceded the tepidarium and frigidarium.
In modern spas, a room with a hot floor.
Latin
別の標記
caldarium
語源
Substantive of caldārius (“of, pertaining to または suitable for bathing”), from caldus (“warm, hot”) + -ārius, alternative form of calidus, from caleō (“I am warm または hot; glow”).
発音
Classical) IPA: /kalˈdaː.ri.um/
名詞
caldārium (genitive caldāriī); n, second declension
A warm bath.
A room containing warm water for bathing, caldalium.

Inflection


Number
Singular
Singular
nominative
caldārium
caldāria
genitive
caldāriī
caldāriōrum
dative
caldāriō
caldāriīs
accusative
caldārium
caldāria
ablative
caldāriō
caldāriīs
vocative
caldārium
caldāria
 
同意語
関連する語
caldāriola
calidē
calidum
派生した語
Italian: caldaio, calidario
Portuguese: caldeiro
Spanish: caldero 
                      (伊豆山康夫氏のコメントは以上)


  参考:①荒重雄東大名誉教授(元世界火山学会会長・地学事典のカルデラの項の著者)が妥当とされるカルデラの説明
               http://en.wikipedia.org/wiki/Caldera  (英語版ウィキペディア)
      上記、英語版ウィキペディアの一部転載:
          In 1815, the German geologist Leopold von Buch visited the Canary Islands. It was as
        a  result of his visit to La Palma and Tenerife where he visited the Las Cañadas and
        Taburiente calderas, that the Spanish word for cauldron - "Caldera" - was introduced
        into the English language geological vocabulary.
              日本語訳(訳責・前田):
                 1815年にドイツの地質学者レオポルド・フォン・ブーフがカナリー諸島を訪れた。
                   彼がLas CañadasとTaburienteのカルデラを訪れるために、La Palma(前田註:スペイン語で手のひらの意)島 と
                Tenerife島を訪問したことにより、スペイン語で大鍋、大釜を意味するcalderaが英語の地質学の用語に導入されることになった。
                 
              
     ②日本火山学会講演録の例
                    カルデラとはスペイン語で「大釜」という意味であり、 直径2km以上の火口をカルデラ と 呼んでいる。

          ③カルデラに関する二つの事典と辞典の標記及び誤解を与えたと思われる文献

カルデラ:地学事典(平凡社)
カルデラの語源はポルトガル語であるとは書かれていない。(クリックで鮮明化)


カルデラ:広辞苑(岩波書店)
   カルデラの語源はスペイン語と書かれている。(クリックで鮮明化)
              国語辞典では上記の他、大辞林(三省堂)にも「スペイン語で釜の意」と書かれている。
 
 
       以下に示す、中村一明(元東大教授、地質学)著「火山の話」(岩波新書1978年初版)の11ページにポルトガル語と明記されており、
      これが誤解の決定的な原因になったと思われます。但し、この記述は語源発祥の根源に関して、わかりやすく説明しています。




 ④ カルデラの語源発祥の地
                      現在「 Parque nacional de la Caldera de Taburiente」という 国立公園になって
                       いる。
      

     カルデラの語源となったカナリア諸島の ラ・パルマ島のカルデラ・デ・タブリエンテ(google mapより転載)(クリックで拡大鮮明化)
 
カルデラの命名者 Leopold von Buchがラ・パルマ島と同時に訪問したテネリフェ島(google mapより転載)  (クリックで拡大鮮明化) 
        カナリー諸島の語源(Wikipediaより引用):
 グラン・カナリア島のラテン語名「Insula Canaria(「犬の島」の意)」に由来する。のち複数形「Insulae Canariae」として諸島全体を意味することにもなった。
 前田註:ラテン語のcanariaは「犬の」という意味で、「犬」は canisです。英語にcanine tooth「犬歯」、kennel「犬小屋、犬舎」という単語があります。鳥のカナリアの語源は当地に由来しますがその意味は「犬」ということになります。
        

付録・ 姶良カルデラと桜島: 日本語版ウィキペディアより転載