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霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

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2017年5月26日金曜日

登別市でイペー「池前アルバ」を露地植え

 2016年4月9日に登別市に発送したイペー「池前アルバ」(旧称JS121117、2012年11月17日播種)4本が、5月26日に露地植えされました。念のため、この1年は無加温のハウス内栽培でした。
 今年は全国的な異常気象で植物の生育が2週間程度遅れています。植栽をお願いしている方のご家庭では、最近まで朝晩はストーブを焚かれたそうです。
 移植作業の写真が届きましたので、記録します。4本とも1.5m以下で枝分かれし、樹形的に楽しみです。同期生は柳井市で今春9本が開花しています。前田農園では蕾が零下9.1℃に耐えました。
 私からお願いした、同親木の2016年の種子(今回露地植えした試験木の4年後輩)の直播試験もやって頂き、感謝致します。池前アルバはイペーの北海道初上陸だと思います。
   昨冬の登別市の最低気温は零下14℃弱です(下記データ表)。ハウス内とは言え、これら4本は零下14℃に近い低温を無傷で乗り切ったことになります。将来、この温度に耐えて開花してほしいです。
 苗の発送時の状況は下記です:
   http://kirishiman.blogspot.jp/2016/04/blog-post_9.html
   尚、凍害の原理につきましては下記URLをご参照ください:
       細胞が凍って破裂した瞬間にその部分は死にます。樹液が不凍液の役割をはたしており、その成分が耐寒性を左右します。  
   http://kirishiman.blogspot.jp/search?q=%E5%87%8D%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86

 種子の直播
6月4日撮影

     
         単位:℃
2016年9月14日撮影
 
 追記: 
  2017年6月1日現在の「池前アルバ」の前田農園における生育数
①2012年11月播種2017年4月開花:1本
②2012年11月播種3年着蕾、根廻し失敗ひこばえで復活:1本
③2012年11月播種、根廻し失敗ひこばえで復活:3本
④2016年5~6月伏せ根:25本
⑤2016年12月播種:162本(第2圃場2畝目99本+3畝目63本)
⑥2016年切断片空中発芽:3本
⑦2017年5月伏せ根:10本
⑧2017年5月挿し木:44本(根廻し失敗のひこばえ)
  合計:249本
 
 
 
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