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霧島市, 鹿児島県, Japan
造園施工管理技士、土木施工管理技士、公害防止管理者(大気、水質各1種、 騒音、振動)

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2018年11月2日金曜日

ミヤマキリシマ・小林の星

   2016年の秋に長崎県のミヤマガーデン様から「小林の星」を購入しました。鹿屋市の「ホテルこばやし」の先代社長の小林張人様が大変苦労された挙句、雲仙市国見町のミヤマガーデン様に育成を託されたものです。当初は挿し木の活着率が大変悪く、大きくなっても枯れやすいという性質があったようです。
 超小葉、小花、八房で、極めて珍しい矮性の樹種で、小品盆栽に最適です。私はこれ以上の矮性を見たことがありません。
 2017年春に挿し木をして3本活着しました。流石に親木は今夏の猛烈な暑さで参っていますが挿し木は極めて快調に生育しており大変楽しみです。平地の気候に30年かかって慣れたのでしょうか。このページ下部にミヤマガーデン様からの情報を付記します。「小林の星」の誕生秘話です。苦節30年、何事にも苦労と時間が必要なのですね。
  尚、2017年4月18日頃にヤフオクで16,000円と13,000円で購入した由布錦2本や夢絞りは枯れました。それぞれ挿し木を沢山していたので助かりました。購入して鉢替えした昨年の夏を無事乗り切っていたことで、安心して油断したための管理不十分でした。それでも久住白は全く元気です。

   小林の星の挿し木(2017年春挿し)



 「小林の星」誕生秘話:ミヤマガーデン様から頂いた 2016年12月9日 のメール

   小林の星 素晴らしいと思って頂けて嬉しいです。八房性ということで頂きました。鹿児島県鹿屋市のホテル小林の先代社長でした。
  もう30年近くになりましょうか。突然荷物が届いてミヤマキリシマの苗が入っていました。何度植えても育たないということでした。近くの懇意にしている山師のお友達から頂いたと言っておられました。2回くらい頂いたと言っておられました。何年か後にご子息様が"竹下元総理のご媒酌で結婚式を挙げました"ということで写真を何枚か送ってくださいました。
   ツツジの本か何かで私を知られたようです。 何とか育ててほしいとのことで受け取ったものの20cm余りになると枯れてくるんです。頂いた親木から少し挿し木をして根付いたと喜んでいると大きくなっていた親木が枯れ始め あ~!挿し木していてよかった、と胸をなでおろし そんなことの繰り返しでした。 もういい加減諦めようと思いながらほんの少し根付いた挿し木をもとに最後の挑戦と5年位前に挿し木をしてやっと今の苗が出来ました50本くらいです。 そして昨年秋この苗から本当に小さな挿し穂を取って普通に挿してみました。70パーセント弱くらいは活着してくれました。 ヤットこの地に根を下ろしてくれたような気がしております。
交配ものではなくて霧島の山取りということでした


                         小林の星


 
 

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